奇跡の人

THE MIRACLE WORKER

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奇跡の人
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作品情報上映スケジュールレビュー

あらすじ・解説

解説:allcinema(外部リンク)

作品レビュー(3件)

勇敢25.0%泣ける25.0%切ない25.0%知的25.0%

  • syb********

    5.0

    The Miracle Worker 

     久しぶりに、心に響く映画を観ました。 「奇跡の人」って、ヘレン・ケラーのことじゃなくて、家庭教師のアン・サリバン先生のことだったんですね。 原題は『The Miracle Worker』。1979年制作ですから、もう35年も前の映画です。 三重苦のヘレンの可能性を信じて、言葉を教え、魂を目覚めさせたサリバン先生の情熱に圧倒させられました。 ウィキペディアによると、サリバン先生の生い立ちは決して幸せではなかったことがわかります。3歳の時、目の病気になり、9歳で母親がなくなり、父親はアルコホリックだったため、弟のジミーと一緒に救貧院へ入所。弟は亡くなり、サリバンは、目が見えなくなり、うつ病になって食事ものどを通らなくなって死を待つばかりだったそうです。 こんな不幸があるかと思う最悪の環境の中で、育ったサリバン先生だから、三重苦のヘレンに徹底的に寄り添えたのではないでしょうか? 親の愛とは違う愛。それはヘレンに言葉を教え、マナーを教え、魂を回復させる教師の愛です。親から見たら、しつけというにはあまりに厳しい試練に思える数々の取り組みを、サリバン先生は、ヘレンに強いるのです。 はじめから、厳しくヘレンに接するサリバン先生を、ヘレンが好きになるはずがありません。どうせ何もわからないのだからと、自由奔放に、不作法のままに育てられたヘレンを、厳しくしつけなおすサリバン先生にいつしかヘレンは心を開くのです。 まだ小さいからとか、特別支援教室に通っている子だからとか、どうせこの子には理解できないからとか、大人はそんな理由をつけて、大切なことを教えないことがありますね。教えない方が楽なこともあります。でも、教えるべきこと、しつけるべきことは、あきらめないで教えしつけることが大事だと、この映画を観て、そう思いました。 子どもの力と未来を信じることですね。 最後にサリバン先生の言葉を皆さんと分かち合いたいと思います。 I am only one, but still I am one. I cannot do everything, but still I can do something; And because I cannot do everything I will not refuse to do the something that I can do. 「私は一人の人間に過ぎないが、一人の人間ではある。何もかもできるわけではないが、何かはできる。だから、何もかもはできなくても、できることをできないと拒みはしない」

  • tam********

    5.0

    今度も完全降参

    小学生のころに観た同名《奇跡の人》のリメイクである。 前作は子供心に印象深い記憶はあるが、もはや詳細なんか忘れていた。 忘却は当然のこととして、前作の受け止め方はおそらく単純だったろうと推測できる。 小学生には三重苦の少女ヘレン・ケラーの存在そのものがショッキングだったに違いない。 もっと突き詰めても、ヘレン・ケラーに対する同情にくわえて、サリバン先生への畏敬の念が精一杯のとこだろう。 今回涙に咽んでしまった自分を見て、大きな年月の経過を感じる。 今僕はヘレンに対して父親の心で接していた・・・「何も不思議なことではない」といえば、それまでだが、意味するところは、単純に自らの家族をシネマにオーバーラップさせて感激しただけではなく、生命ある生き物、人間に対する広い視野を幾分持ち合わせてきたということである。 言葉を持つことが人類文明のスタートであるならば、20世紀に生きる僕は毎日言葉を使用し、文明を使用し何かを生産しているわけである。 しかし、現実は無目的な言葉を撒き散らしながら毎日を生きている、ヘレン・ケラーのように言葉を見出す喜びを知ることもなく。 正直なところヘレンがうらやましいとさえ感じた。 人は知らず知らずのうちに環境から言葉を習得し、結果として、言葉の持つ基本的そして重大な意義を知らずに、言葉を生きるための道具としてだけしか認識していないような気がする。 言葉は人の思想そのものではないか? 「物には全て名前がある」ことを教えるためにあれほど苦労したサリバン先生。 「WATER」という言葉を・・いや言葉があることを・・・理解したヘレンの喜び。 本シネマはハンディキャップを持ったヘレン、サリバン先生が社会復帰する単純な努力物語とは思えない、人生の真実を教えてくれた。 情報過多の現代社会で失ったものへの悲しみは、ヘレンの喜びと相俟っていっそう僕の涙を溢れさせた。 永遠の名作・・・それも良かろう、今度も完全降参だった。 記:1980年6月10日

  • fbx********

    1.0

    メリッサ!(涙)

    「大草原の小さな家」のメリッサ・ギルバード。 彼女の女優生命を絶った作品(嘘) しかし、単なるアイドル的な彼女にはいかんせん荷が重い。 個人的にオリジナルもそうたいした作品ではないと思うし、 映画よりもヘレン・ケラーが素晴らしすぎる。 これは永遠に負け戦です。

スタッフ・キャスト

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基本情報


タイトル
奇跡の人

原題
THE MIRACLE WORKER

上映時間

製作国
アメリカ

製作年度

公開日
-

ジャンル