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北大西洋 (1942)

ACTION IN THE NORTH ATLANTIC

監督
ロイド・ベーコン
  • みたいムービー 1
  • みたログ 4

4.00 / 評価:3件

油断しちゃだめニャン!

  • bakeneko さん
  • 2014年4月8日 7時38分
  • 閲覧数 239
  • 役立ち度 4
    • 総合評価
    • ★★★★★

第2次世界大戦で最も長い消耗戦(1939-45年)となった:大西洋の戦い(Battle of the Atlantic)を、アメリカ輸送船の乗組員の視点で描いた作品で、視界の悪い北大西洋での輸送船vs潜水艦の戦いに見入る-“海洋戦争アクション&人間ドラマ”の大作で、実写とミニチュア特撮を駆使した航行&海戦シークエンスは技術の高さに驚かされます。

Battle of the Atlanticは2次大戦勃発からドイツの降伏まで断続的に行われた、第二次世界大戦中に大西洋全域で行われた連合国と枢軸国の通商破壊海戦の総称で、100以上の輸送船団と約1,000隻の艦船が戦闘に巻き込まれました。簡単に言えば、ドイツ潜水艦軍団(ウルフパック)vs連合軍商船&駆逐艦-の戦いで、連合軍は駆逐艦を増産して非力な輸送船団を護衛し、航空機やレーダーを駆使して潜水艦を駆逐していきます。
大雑把に戦況を俯瞰すると-
1940年まではドイツのUボート側の圧勝、
1941年からの暗号“エニグマ”の解読によって、襲撃の予測化可能による連合軍の逆転
-という形勢経過で、“エニグマ奪取”は、「U-571」でも描かれていました(主役が史実での英軍から米軍に変わっていましたが…)。
本作の時代背景はまだまだドイツ軍が元気いっぱいだった頃の北大西洋で、ソ連に物資を運ぶ連合軍輸送船の乗組員の視点でUボートの脅威と対決が活写されていきます。
Uボート映画の対決といえば「眼下の敵」が有名ですが、あちらが最新駆逐艦vs Uボートという-連合軍有利の戦いであったのに対して、本作の主役は武器が乏しい輸送船での戦いですので“不利な状況での知恵を絞った戦法”に引き込まれる作劇となっています。
一方的にやられる-前哨戦で敵の戦力沈没パニックを見せた後で、漂流後に味方に助けられて帰港&再出港してからの第2ラウンドで航空機やUボートとの本格戦闘を展開する-“2弾仕掛け”構造活劇の間に、銃後の人間ドラマも挟み込まれていて、「カサブランカ」を彷彿とさせる主人公ハンフリー・ボガートの酒場でのシークエンスでは“時の過ぎゆくままに”の代わりに“夜も昼も”が歌われてロマンを添えています。

「眼下の敵」以前に潜水艦vs輸送船の戦闘を活写した作品で、戦時下だけあって本物の船艦が大挙して進行するスペクタクルや精緻なミニチュア特撮は「眼下の敵」を凌駕していますし、ソ連が頼もしい友軍として出てくるのも時代を感じさせますよ!

ねたばれ?
敵は倒したけれど、荷物はかなり壊れちゃったような気が…

詳細評価

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