気狂いピエロ

PIERROT LE FOU

109
気狂いピエロ
3.6

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作品情報上映スケジュールレビュー

作品レビュー(103件)


  • lov********

    4.0

    楽しめた

    ゴダールの映画を一時期立て続けにレンタルビデオで借りて観たが、どれも楽しめた。 感覚的に、自分に合っているんだろうと思う。 私は毎月何本もの映画を鑑賞する人間ではないし、映画通でも何でもない。 この映画に限らない事だが、とにかく前評判や世間での評価を気にせず、自分が観て面白いか、面白くないか、ただそれに尽きると思う。 これを観て面白いと思った人がスノッブなわけでもなく、面白いと感じなかった人の感性が足りないわけでもないと思う。 とにかく、評論家のセンセー達の言う事も、世間の評判も気にせず、どんな映画なのか確かめたければ自分で観てみると良いと思う。 評価を下すのは、あくまでも私達個々人なのだから。

  • hiy********

    3.0

    演技で稼ぐシーンが面白かった

    逃避行の最中に重大犯罪を犯しているにもかかわらず、まるで日常のように淡々としている描き方がおかしい。唐突感や、リアリティのなさ(血液の色が絵具そのもの)には笑ってしまった。特に金欠の時に演技をする二人の扮装が変である。彼女が演じる中国風の女性。足元には「MAO」。彼のアメリカ人のマネ。あの時代を象徴する世界情勢が風刺的に描かれているので、そのあたりに敏感な人は楽しめるのかも。(あるいはその反対?)

  • kyo********

    3.0

    ラストシーンの突然の衝撃

    久々にスクリーンで観ました(^o^)vやはり今までと同様よく分かりませんでした( ̄▽ ̄;)前観た時はそれでも好きな作品だったようですが、今回は好きといえるか微妙でした( ̄□ ̄;)!!ゴールデンウィーク中はこの作品を入れて5本観ましたが、この作品だけ理解不能、感動できずでした。 相変わらずカラフルな印象的な色彩、フェルディナン(ジャン=ポール・ベルモンド)のポエム音読、キレイでスタイル抜群のマリアンヌ(アンナ・カリーナ)、人を殺すのはなんともないことのような描写(初めの殺人後のフェルディナンだけは違いましたが、そこまでの反応もなく)、車泥棒もお手のものです。そして自爆事故の車の格好の不自然さと死体がいかにも人形。突っ込みどころ満載でおもしろかったです。 初めのパーティーシーンでの映画監督が本人(サミュエル・フラー監督)なのは今回知りました。とはいえ、監督作品はひとつも知らず。 昔より感度が下がってしまったのか。

  • sss

    1.0

    面白くない

    狂った犯罪者の愛の逃避行。 何が良いか全くわからない。 全部早回しで観た。 /1.0(202110)

  • 微糖コルレオーネ

    4.0

    この映画は人生だ

    理解不能という声も多いが、それは当たり前だと思う。 ヒロインとホテルマンとの決闘シーンや最後の爆発、意味不明な連続に不気味で軽快な音楽。それは人生そのものじゃないか、人生だってわからないことだらけ、それを気にとめるか立ち向かうかで十人十色、この映画もそう。 いちいち解釈を求めるか、スルーするかでみんなそれぞれ違う。ただ自分は終盤に港で出てきた「音楽は俺の女だ」といってくるデブには共感したい。端から見たら狂ってるデブなんだけど言ってることが妙にわかる。もちろん映画だからこう思うのであって、実際にこんな人間に遭遇したら逃げます。 もうすこしフランスのことを理解してから五週目をしてみたい。

  • doz********

    1.0

    金持ちのボンボンの道楽映画

    見る価値無し

  • qt8********

    4.0

    38年ぶりかな?観てみました。

    初めて観たのは高校生の時。 もちろん内容はよくわからなかったけど、鮮やかな色と詩みたいなのに強烈にやられました。 おばさんになって、どう感じるかな?と期待して観に行きましたが。まあまあでした。なんか色の鮮やかさが違うような…復元版だからでしょうか。それとも感性の変化か。 でも、ジャンポールベルモンドはお洒落だし、よくわからないのが好きな人には良いと思います。 日本での上映はこれが最後みたいなこと書いてあったので、興味のある方は是非。

  • sou********

    3.0

    理解するまで何度も観るのか…?諦めるか?

    序盤、マリアンヌを車で送るシーンの台詞…。妙に共感するんだよね…。 「人生が物語と違うのは悲しいわー明解で論理的で 整っていてほしい」 なぁーんか、わかるんだよね、その気持ち。 でもね、映画を万人向けする内容に仕立て上げるならば、おっしゃる通りに明解で論理的に整っていてほしいわけよ。なんじゃ、このストーリー? こんな女性に翻弄されてみたい気もするが…、内容はちんぷんかんぷんだ。 ピカソの絵を見て「めっちゃ上手いやぁーん!」と軽く言えないじゃない。あそこまでいくと、素人にはワケがわからんよ。ピカソと一緒だね、この映画は。 邪道なルートで映画ファンな僕なので、無駄に鑑賞の本数は重ねつつある。そんな僕には難し過ぎる映画だ。 邪道と言ってしまうのは、必見の名画路線を大きく外しているからだ。きっと王道路線の鑑賞歴ならば理解出来るのでしょう。 なんか、悔しいよね、理解出来ないのが。さっぱり理解不能な古典小説を読んでる気分だ。 と言いつつも、一応、卑屈な心情なりに、無駄な鑑賞歴を重ねた僕にも理解可能な部分はあるのよ。 とりあえず、意味不明で難解でありながら詩的で美しい映画だ。これって、セリフそのものが映像に馴染みながら漂ってる感じで、セリフだけでも、映像だけでもちょっと違う。融合された時の雰囲気はまさに詩的で美しい。 とにかくカメラワークなんだよね。 画面の左右や上下の隅に人物を配置しながら、風景の一部のように見せる手法。嫌味にならなくてオシャレ。絵画的だなぁ、と。 人物は画面の下に、バストアップくらいしかカメラに入れずに、風景を大きく映す。それなのに、メインは人物なんだよなぁ。 銭湯の富士山の絵の隅っこに旅人が描いてあるのに似てるアングルだけど、富士山じゃなく旅人がメインになってる感じ。 う〜ん、カメラが気狂いじゃないのかね? トリッキーで美しいよ。 セリフの内容も、時折ウィットにとんで面白かった。まぁ、これって翻訳者の手柄かもしれない。フランス語は単語すら聞き取る能力がない僕なので。 さぁぁ、どうしましょう? 3、4回観たら、もう少しわかるかもよ…?でも、それはそれで苦痛な気がする(笑)。

  • rak********

    2.0

    理解不能

    この映画で表現したかったこと、主人公の最後の行動の意味、合間に挟まれる語りが何を言っているのかすら、まるでわかりません。 おそらくこれは娯楽作品ではなく芸術作品です。少なくとも私にはその価値は理解できませんでした。

  • hsa********

    5.0

    不連続芸術映画

    めんどくささから、敬遠、排除の対象になりやすいヌーベルバーグだが、その映画史的な価値は未確定といってよい。 ゴダール作品は簡単にいえば、現在、の映画だ。トリュフォーが、過去、の映画しか撮らないように、ゴダールは、現在、の映画しか撮らない。 唯一、勝手にしやがれ、だけがいわゆる映画のパースペクティブを持つ。 世界で最も議論されている映画監督であるゴダールを映画史にどのように位置付けるのか。 ゴダールの映画を見なくとも、テレビを一日つけていれば、失敗したゴダールを簡単に見ることができる。ゴダールを意識的にまたは無意識的に真似た映像の大氾濫なのだ。 そういう意味ではゴダールは完全に受容され消費されている。 それでもゴダール映画の価値が下落しない不思議。 ゴダール映画とは二項対立がその数の多さから複雑化し重層化するプロセスだ。 不連続映像と混乱だ。 その心は、映画を信じるな、しかし映画を発見せよ、だ。 映画を発見するなら、ロッセリーニ、ルノワール、アントニオーニ、ブレッソン、ラングを見たほうがよい。 ゴダールを見る楽しみは、まず美学的なものであり、光に由来する。次に、動きと形に関する考察だ。その他の雑多な付属品は知的な頭のトレーニング用だ。 どこをとっても面白い、という人は幸せな人だが、そう多くはいないだろう。

  • エル・オレンス

    5.0

    不気味なほどに魅了される映画。

    何度観ても新たな発見に出逢う不思議な作品です。 洗練された男と女の会話、スタイリッシュな静画面の切り替え、そしてBGMの予測もつかぬ唐突ななカットイン/アウトのセンスが見事です。 ジャン・ポール・ベルモンドとアンナ・カリーナの名演も息ピッタリです。 仏ヌーヴェルヴァーグの巨匠ジャン=リュック・ゴダール作品では一番おすすめします。映画ファンなら基本教養の一本。 あと初見の方は、唐突に残虐な描写が映るので注意。

  • bar********

    3.0

    まじめすぎ

    気狂いピエロ。ゴダール監督。 彼のこのような重々しい映画は苦手です。『ウイークエンド』みたいな。詩的モノローグが挿入されるのはある時期から彼がよく使うようになる手法ですが、アポリネールやシュルレアリストやコクトーといったイメージの詩がごったまぜにされているという印象があります。それでもゴダール独自の美学というものはあって、それなりに見ることができるのですが、彼が歌うのは主に「倦怠」や「不安」・「絶望」といった美で、それをいろいろな言葉で反射させるという感じなのですが、どことなくユーモラスになると、フーコーのようになってそれなりの味わいが生まれるのですが、今回のように重いイメージを流したまま、どこか強がっているような、難解な言葉を連発するような手法は苦手ですし不愉快です。 彼が何を言いたいのか何となくわかってしまうんです。そうすると表面にある張りぼての言葉が真逆の効果を生むことになります。それは美ではなくなり、飾りになってしまう。彼の詩的表現は、意味が分かってはだめなのです。意味が分からないで深遠なものであり続けることが、彼にとっての美なのです。ゴダールのそういったところが嫌いです。コクトーらと同じで中身は結局前時代の詩的伝統によるものだからです。どこかオシャレで中身がないんです。ランボーとかは好きですけどね。 ゴダールは意外とロマンチストなんだと思います。でもそのロマンがナルシシズムのようでもある。それが不愉快です。少なくともユーモラスではあってほしいと思います。この映画にはユーモアがないんです。馬鹿馬鹿しいです。すごくまじめったらしいのがダメなんです。

  • ぽっぽ

    5.0

    ダイヤモンドのような名作

    とても甘みで真に切なく心が張り裂けるような程、残酷。希望と絶望が混沌としたロードムービーであり、冒険映画。オープニングからラストまで見る度に震えてみてます。 フランス映画だからとか、そんなワクに決してはまることのない全編がダイヤモンドのような名作。

  • spi********

    3.0

    ボンッ!

    色彩が綺麗だった。 特に赤と薄青色が印象に残った。 これを見てるときに、自分の映画の好みは結構単純なんだとわかった。 若い美男美女が出てきて、適度に甘いシーンがあって、 自然の風景が美しくて、適当に興味深い音楽が流れれば、 飽きないで見れて、結構満足するんだな、と。 ベルモントとアンナ・カリーナがしゃべりまくり動きまくりで、 役者さんて体力勝負だなと思った。 そしてその若さが懐かしくうらやましかった。

  • da5********

    2.0

    “朽ちた名作”の代表例

    これ(といくつか)を観て、当時世界中の芸術家たちが「映画って、自由に創っていいんだ」と膝を叩いた。今となれば、その程度の歴史的価値がアカアカと光るのみ。フィルム損失も痛くはない。 マリアンヌの体の線が一応見飽きなかったので、星二つ進呈。ピエロがボウリングでちゃんとストライク獲れば三つ星にしてあげたのに。

  • non********

    5.0

    生涯ベスト級の映画

    ニューアメリカンシネマよりも10年も前に始まった、フランスのヌーベルバーグ(ニューウェーブ)の映画監督のひとり、ジャンリュックゴダール代表作「気狂いピエロ」。 噂にたがわぬ退廃的でノワールな恋愛映画として見た場合、ハリウッド初期の映画に近い印象を受けたわけだが、現代劇としてみても、2017年現在においても刺激的で全く古びているとは思えない普遍性がここにある。 恋愛を含む人間関係は、非常に排他的で気まぐれで身勝手な行為であることが、全編を通して伝わって来るのと同時に、主人公が愛する女に裏切られて殺したあと、ダイナマイトで自殺することにこの世の虚無感を観せている。 今から50年も前の映画なのだが、人間の不条理さ、無常さはいつの時代でも変わらないのだろう。 生涯ベスト級の一本である。

  • jsr********

    5.0

    リフレイン

    予言と再現、再帰的(リフレインするメロディのように)。 フラーとの会話シーンで本編の骨子は提示され、花火とフロントガラス越しの顔面を照らし流れる街灯の反射が最期に繋がる。故に男はピエロと呼ばれ続ける。 原色を活かす為に南への逃亡劇が、陽射しの強さを活かす為に影がある。

  • yoh********

    3.0

    観て良かった

    ゴダール論だとかヌーヴェルバーグがどうこうといった作品の外側はごく一般的な知識しかなく、ただ傑作と言われる作品なので見ておこうと思って手を出しました。なので少々身構えていたのですが、思った以上に楽しめました。 「俺たちに明日はない」のような破滅的な逃避行が好きなのもあってか、大筋が似ているこの物語にはすっと入り込めて拍子抜けしました。もっとわけわかんない話かと思っていたので。 それから主人公二人の掛け合いの台詞がなんとも小気味良く、ミュージカル映画を見ているような気分にもなります。 映像はバンドデシネ的なポップな色彩の中に奇妙な退廃が感じられて、それが一番この作品で気に入った要素かもしれません。台詞でも「死の臭いがする(うろ覚え)」みたいなこと言ってましたね。 アンナ・カリーナは完璧に可愛いです。もし映画自体楽しめなくても彼女がくるくる動き回っているのを見ただけで価値があると思います。

  • bee********

    5.0

    リマスター

    デジタルリマスター版をみました。最初にみたのは30年くらい前でしょうか。これを退屈だと感じる人は年を取りすぎたんじゃないでしょうか?

  • qaz********

    4.0

    公開の前乗り鑑賞

    昨日、TUTAYA下高井戸店でレンタルをしました。 一昨日、吉祥寺のプレイガイドでチラシを目にしたからです。 内容はモンティ・パイソンもネタにしたヌベルバーグの方式です。 映画館に見に行きたいです!

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