サンタクロースの眼は青い (1965)
LE PERE NOEL A LES YEUX BLUES/SANTA CLAUS HAS BLUE EYES
- 監督
- ジャン・ユスターシュ
- みたいムービー 4
- みたログ 20
サンタになって触り放題!
- bakeneko さん
- 2019年5月13日 13時40分
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- 総合評価
巴里で燻っている若者たちのクリスマス前のぐうたらな日々を即興的に撮った作品で、新しいコートを買うために様ざまなことをしてお金を稼ぐ青年:ジャン・ピエール・レオの真面目に不真面目な日々が映し出されてゆきます。
映画、ナンパ、バイト…に奔走する青年の刹那的な日常を生き生きと記録して、セミドキュメンタリーを観ているかのような臨場感覚にあふれている作品で、同じく30歳前のぐうたら青年を活写した「青春群像」も連想させる作劇ですが、本作では主人公たちはちっとも成長も内省もせず、ラストは“女、女、女を買いに行こう!”の合唱で締めている辺りがフランス的であります。
まるで、トリュフォーの”アントワーヌ・ドワヌル”連作の一エピソードの様にジャン・ピエール・レオがぼんくら&真摯な女性ナンパに奮闘する様子を映し出しながら、ジャン・ユスターシュのいつもの題材である-フリッパーゲーム、バイク、映画、ナンパ…に興じる青春をパリの街の中に活写してゆく青春彷徨譚で、サンタに扮するといろいろと特典があることも判ります。
ねたばれ?
欧州ってどこでも本当によくロト籤売りに出会いますよね!(結構実入りの良いバイトなんだ!)
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