絹の靴下

SILK STOCKINGS

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絹の靴下
3.2

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作品情報上映スケジュールレビュー

作品レビュー(4件)

コミカル16.7%ロマンチック16.7%楽しい16.7%笑える11.1%かっこいい5.6%

  • qaz********

    2.0

    アステアとシド

    月曜にTUTYA馬事公苑店で郵送レンタルで鑑賞しました。 シドの踊りが見事です。

  • みゅう

    5.0

    この楽しさは別格!

    最近この映画にはまってます。 何を今更というくらい昔の映画ですが、フレッド・アステアとシド・チャリシーとくれば「バンド・ワゴン」ばかり見てしまうのが癖になり、あっという間に10年20年と経ってしまいました。 しかし、じっくり見ないまま先入観を持っているのは良くないなと思い、レンタルでdvdを借りてじっくり何ども鑑賞しました。 やはり、というか、この作品は半端じゃなかった。傑作です。 1939年のやはりMGM作品でエルンスト・ルビッチ監督グレタ・ガルボ主演のコメディ「ニノチカ」という極めつけ作品のリメイクです。通常リメイク作品は原作よりつまらくなるものですが、これはちょっと違う。何しろフレッド・アステアとシド・チャリシーという得難いダンシング・チームに天才コール・ポーターが作詞・作曲したとなれば、凡庸なものに終わる筈もありません。 円熟した品の良いアステアの歌と踊りが忘れられない。踊りばかりがクローズ・アップされるアステアですが心地よく心に染み込んでくる歌唱もビング・クロスビーやフランク・シナトラの偉大な歌手のさらに上をいきます。服の着こなし、お洒落のセンスも信じられません。 シド・チャリシーの眼差しからはいつもアステアに対する尊敬の念が滲みでています。クラシック・バレエで鍛えられたエレガントな踊りはアステアにぴったり。かと思えば息を飲む見事なプロポーションをいかしたセクシーでエロティックでダイナミックなダンスが爆発します。 シルク・ストッキングにはきかえたスリップ姿が美し過ぎてチャリシー様もう許してください、鼻血が出そう。ラストの方の群舞を交えた「The Red Blues」。その中でのチャリシーのソロの踊りが神業、何このスタイル、センス、女らしさ、ここまで魅せてくれる女優は他にいません。 魅力いっぱいのかつてのお相手、ジンジャー・ロジャースでも、エレノア・パウエルでも、リタ・ヘイワースといえどもとてもかないません。シド・チャリシーのような二人といない女優さんはもっともっと再評価する必要があるでしょう。 ロマンティックなバラードを歌おうとするアステアに共産党員のチャリシーがお堅い言葉でかけあう「Paris Loves Lovers」という歌のシーンがあります。 「パリはささやく 夢はうつろ 恋こそすべて」と甘く口説こうとするアステアの横から、チャリシーが資本主義的、俗物的、肉欲的、無神論的、帝国主義的、絶望的、まさに反共的、軍国的、楽天的、ブルジョアの宣伝、非現実的、利己主義的、反団体的、全体主義的たわ言…と、韻を踏みながら言葉を挟んでゆきます。 政治的なスパイスも効いていて、楽しいです。 全篇コール・ポーターの甘く切なく楽しい音楽空間がこの作品を包んでいます。 彼の自在な作詞作曲能力にも感服です。 天才達が残してくれた芸術に乾杯しましょう。

  • gar********

    4.0

    MGMミュージカルの白鳥の歌

    アステアにとって最後のMGMミュージカルとなった作品であるとともに、MGMミュージカル最後の傑作。 映画史に一時代を築いたMGMもこの時期は新しく誕生したTVの力による映画産業の衰退の波を受け徐々に素晴らしい作品が少なくなってきていました。更にTVに対抗するために映画産業はシネマスコープやステレオ・サウンドといったTVでは真似できない技術で対抗しようとしてました。その事はこの作品の中でもアステアとジャニス・ペイジが歌う『Stereophonic Sound』のナンバーで歌われています。このナンバーでアステア扮する映画プロデューサーは、「昔は頬を寄せ合い(チーク・トゥ・チーク)踊ったが、今やテクニカラーやワイドスクリーンじゃないと」と歌います。ここからも変わりゆくハリウッドを象徴しているようで思わず考えさせられました。一つの時代を築いた存在が衰退し、やがては表舞台から姿を消す時にはまるで夕日が沈むように最後の輝きを見せてくれますが、MGMミュージカルにとっては、この作品こそまさしく「最後の輝き」だったと思います。

  • ********

    5.0

    20年後の「ニノチカ」

    1957年。ルーベン・マムーリアン監督。エルンスト・ルビッチ監督、グレタ・ガルボ主演「ニノチカ」のリメイク。共産主義国家ソビエトでがちがちに思想的な女性(シド・チャリシー)が仕事でパリに来て映画プロデューサー(フレッド・アステア)に恋をしてしまうという喜劇。ほぼ原作に忠実なストーリーにミュージカルが加わっています。やはり、共産主義と資本主義の衝突が女と男の出会いとともに描かれた、よくできた話でした。おもしろい。 共産主義者さえ誘惑してしまうパリという街とアステアのダンス。チャリシーがアステアに合わせて踊りだすところがいいわけですが、その後、一人で踊りながら白いドレスを着ていく場面、ロシアに帰ってパリを思いだしながら踊る場面などがいい。見逃せないのは、チャリシーを引き立てるために映画女優の役として出ている女性(「くたばれ!ヤンキース」のグウェン・ヴァードンに見えるけど別人か)にも二度ソロで踊る場面があって、ストーリー的にはさほど必要ないのに、この引き立て役ぶりがすばらしい。彼女が黒い下着で挑発的に踊った直後が、白いドレスで優雅に踊るチャリシーですから。できれば最後にもう一度彼女が出てきて本筋とからんでほしかった。 20年経っても基本的な構図をそのまま仕えるという政治状況もすごいけれど、それが通じてしまうほど話としてよくできています。独特の風貌のガルボとダンスがすばらしいチャリシーを比較するのが不可能なのはいうまでもありません。そしてピーター・ローレを初めとする踊れないおっさん三人組。アステアのダンスは少々影を潜めていますが、それ以外で十分に楽しめます。

スタッフ・キャスト

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基本情報


タイトル
絹の靴下

原題
SILK STOCKINGS

上映時間

製作国
アメリカ

製作年度

公開日
-

ジャンル