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鳥の島の財宝 (1952)

POKLAD PTACIHO OSTRAVA

監督
カレル・ゼマン
  • みたいムービー 2
  • みたログ 5

1.50 / 評価:2件

悪銭身に付かず?

  • カーティス さん
  • 2017年6月2日 22時14分
  • 役立ち度 1
    • 総合評価
    • ★★★★★

カレル・ゼマン監督初の長編作品。平和な小島を舞台に、財宝を発見したことがきっかけで住民たちの生活が混乱していく様子を描いた教訓話。見つけた財宝を皆に平等に分配しようとするところが社会主義的で面白いですね。それにもかかわらず争いが起こるところも皮肉が効いてて良いです。

全編人形アニメで作られていて、台詞はなく、かわりにナレーションがずっと流れているという作りになっているのですが、このナレーションがけっこううるさくて…登場人物の行動から、本作に込められたメッセージまでなんでもかんでも説明してしまうので、ただでさえ説教臭い教訓話をより押しつけがましいものにしていると感じました。ゼマン監督の初期の短編・中編アニメの完成度の高さを見る限り、本作もナレーションをなくして全編サイレント作品にしても問題なかったように思うのですが…。そこまでいかなくとも、もうちょっとナレーションを減らしても良かったんじゃないかなというのが正直な感想です。

ゼマン監督作品といえば、見る者を魅了する独特なビジュアルセンスが大きな見どころですが、今回はかなり控えめ。後の長編作品で見せてくれるような絵画のような映像というわけでもなく、かといって、短編作品のような愛嬌があって動きにキレのある映像というわけでもなく、のっぺりとした普通の人形アニメという感じです。悪くはないけど、ゼマン監督の他の作品と比べるとかなり見劣りします。

そんなわけで、ゼマン監督作品の中では満足度は低めでした。処女長編なので、多少イマイチでもしょうがないのかもしれませんが。

詳細評価

物語
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