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クルーシブル (1996)

THE CRUCIBLE

監督
ニコラス・ハイトナー
  • みたいムービー 25
  • みたログ 379

3.36 / 評価:64件

腹が立ちすぎて悔しい!でも感動!

  • lifedreammyself さん
  • 2013年10月5日 3時04分
  • 閲覧数 2182
  • 役立ち度 3
    • 総合評価
    • ★★★★★

この映画はもう…怒りと感動が物凄く来る映画でした!

最終的には感動してしまったけれど、
それだけでなく怒りがずっと残っている感じがします。
その怒りというのが何故出てくるかといえば、理不尽の一言に尽きる。
罪のない人が罪をきせられて処罰される。
ただこれだけでも理不尽なのに、その裏にはすごく個人的な
自己保守心とか怨恨とかがあるんですね。

「あの人は悪魔と契約をしている」と
誰かが言えばそれだけで信じてしまう。
その上その人を悪魔だと信じて処刑してしまう。
一人二人だけでなく村全体がそのような状況になり、
判決を下す法廷もそれを信じてしまうのだから実に恐ろしい話です。
別の言い方をすれば軽薄だなあとすら思えるけれど…。

この映画の時代背景とか、場所的にキリスト教であるとか、
そういうのが密接に絡んでああいう展開になるんだろうとは思うけど、
とにかく見ている間は怒り沸騰でした。
特にウィノナ・ライダーの演じていた女性!
もう途中は腹が立って腹がたって、
最後に彼女が処刑されなかったら腸煮えくり返る!と
思ってしまいましたね(笑)

しかし、事を起こして罪のない人を19人も死に追いやった当事者は、
最終的に逃亡してしまいました…。(ウィノナの演じてた女性)
本当は何の能力もないし、
単に好きな男が妻帯者だったからどうにかしてモノにしようと
してただけなのに…おかしな話です。

この話のラストで、
ウィノナの演じていた女性が好きだった相手、
その男性が処刑されてしまいます。
彼は罪のない人だし、村人にも影響力のある人間なんですよね。
そんな彼が無実で絞首刑される様子を村人達は辛そうな目で見ているのです。
その時も理不尽だなあと思いました。
だって、そんな悲しそうな顔をしているけど、
彼を無実の罪に追いやった責任は村人達全員にあるのだから!

無実だと分かっているのに、悲しそうな顔をして
見ているだけだなんて本当に卑怯な話ですね。
それこそ傲慢!


それほど怒り爆発な映画なのですが、とても感動しました。
そして涙が出た…。
主に彼と妻のシーンで感動しました。

キリスト教という背景がなかったとしても…正しい事を言って
それが認められない社会なんて間違ってますよね。
そういう点では現代も同じようなところが沢山あるなと思います。
誰かが右だと言えば疑いもせずに右だと口を揃えるような…
いつの時代も変わらないんですね。


悔しかった!!
でも感動した!!

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

イメージワード

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  • 不気味
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  • 知的
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