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熱帯魚 (1995)

TROPICAL FISH

監督
チェン・ユーシュン
  • みたいムービー 14
  • みたログ 64

4.20 / 評価:30件

炎の様に燃えようよ~♪

  • bakeneko さん
  • 2019年10月24日 9時47分
  • 役立ち度 2
    • 総合評価
    • ★★★★★

いきなりすみません!―劇中の海水浴シーンに出てきた曲で、オリジナルは橋幸夫の1964年のヒット曲「恋をするなら」♪ですが、台湾でも人気があって「一吻定情」の題で複数の歌手にカバーされています(テレサ・テンも歌っています)。

高校受験を控えた少年が巻き込まれた珍妙な誘拐事件を活写してゆく“脱力クライムサスペンス?”で、登場キャラたちの織り成す勘違い&天然ボケの連鎖が楽しいーチェン・ユーシュン監督のデビュー作であります。

高校入試を目前に控えたツーチャン(リン・ジャーホン)は、誘拐報道されている少年を見かけて追跡するが逆に拉致されてしまう。しかし犯人グループのリーダーが事故死した為に、扱いに困った共犯のアケンはツーチャンと少年の二人を自分の家族の住む漁村に連れて行く。祖母をはじめとした家族はみんな能天気で家族が増えたくらいにしか考えていなくて…という展開で、少年が高校受験生と知って“そりゃ大変だ 勉強しなくちゃ!”と一丸となって協力するお人よし家族の脱力犯罪譚と、憧れていたバス停で一緒になる少女の意外な素顔を知り、誘拐家族の進学を諦めた少女との友愛を通して大人になって行くツーチャンの成長譚がユーモア満載で語られてゆきます。

ダメな誘拐犯ということで、「殺したい女」、「大誘拐 レインボーキッズ」に先んじたユーモア犯罪譚で、体罰用の定規を振り回す女塾長や少年の受験を案じる報道姿勢に台湾の受験戦争の熾烈さが伺えますし、台北生活に憧れる犯人家族の発言から地方と都市の格差も浮かび上がってきます。

あまりにも杜撰な誘拐事件とその中で成長してゆく少年を活写したクライムコメディの怪作で、台湾の日の出は水平線からではなく、対岸の大陸の山から登ることも判りますよ!

ねたばれ?
1、少年が捕まえた熱帯魚はフエヤッコダイです(巨大な魚が泳ぐラストは「アリゾナ・ドリーム」を連想しました)。
2、”大蛇娘娘”の正体が怖い♡

詳細評価

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