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熱帯魚 (1995)

TROPICAL FISH

監督
チェン・ユーシュン
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  • みたログ 64

4.20 / 評価:30件

ぼくのなつやすみ ~誘拐篇~

  • 一人旅 さん
  • 2021年9月23日 12時03分
  • 役立ち度 2
    • 総合評価
    • ★★★★★

チェン・ユーシュン監督作。

『ラブ ゴーゴー』(97)の台湾ニューシネマを代表する映画作家の一人:チェン・ユーシュンが1995年に監督兼脚本を手掛けた風変りな青春喜劇で、誘拐事件に巻き込まれた少年と犯人一家の交流が描かれます。

誘拐された少年を救おうとして一緒に連れ去られてしまった高校受験間近の男子中学生が、台北から離れた海辺の町で誘拐犯とその家族の自宅で共同生活するという奇妙なシチュエーションのもと描かれる青春コメディです。

誘拐事件を題材とした作品であるにも関わらず、全編を包み込んだ温かくのんびりとした空気感覚に心の底からリラックスできるノスタルジックな作風の青春コメディとなっています。近場の海で泳いだり、誘拐犯一家と仲良く食卓を囲んだり、誘拐犯の妹に淡い恋慕を抱いたり、誘拐犯に買ってもらった参考書で受験勉強したり…と“ぼくのなつやすみ 誘拐篇”といった趣きの作品で、誘拐の加害者と被害者が一つ屋根の下で日々過ごすうちに不思議と心が打ち解け合っていく様子がなんとも平和な光景となっています。

少年と誘拐犯家族が織りなすひと夏の交流をほのぼの&ユーモラスに綴った風変りな台湾青春映画で、紙芝居のような空想シーンや高層ビルの間をゆらゆら泳ぐ巨大な熱帯魚…といったポップでカラフルな映像感覚は次作『ラブ ゴーゴー』でさらに昇華していきます。

蛇足)
台湾の卒業式でも“仰げば尊し”が歌われていることが分かります。

詳細評価

物語
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