1999年頃にかいたレビュー
- ryo***** さん
- 2007年4月7日 16時58分
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来た、来た!久々に本格派バカ映画を観た。
もう、このタイトル見ただけで放っておけないような引力があるね。
といっても、この映画、もう10年近く前の香港映画で、その頃わりと香港映画びいきだった僕が、存在すら知らなかったのは不覚と、深く反省する次第である。
でも、これ日本で劇場公開されてる? なんか映画祭では上映されたらしいけど・・・。ビデオ化もされてないんでしょ? まあ、バカ映画好きにはたまらない逸品かもしれないけど、一般には観てなくてもぜんぜんオッケーな代物です。
この作品(原題「非州和尚」)は香港映画「霊幻道士」シリーズのひとつ。
コイサンマン(昔はブッシュマンだったな)と、キョンシーという、我々の世代にはかなりのインパクトを与えた二大要素が盛り込まれているというだけでもワクワクものだが、内容のバカさ加減といったら、これまた期待どおりの脱力ギャグ全開。
解説するのもおこがましいので、こういうのが好きな人は勝手に観てね(あ、でも、ビデオ出てないのか)。
ところで、作品の中身はどうでもいいんだけど、この一連の「霊幻道士」シリーズで、道士役をしていた、あの眉毛のオッチャン「林正英(ラム・チェンイン)」が、三年前肝臓ガンで亡くなったらしい。
まだ44歳だったそうです。いい味だしてたのになぁ。惜しいなぁ。
それから、これも作品の内容とはぜんぜん関係ないんだけど、ナレーションを担当している「周星馳(チャウ・シンチー)」、この名前を見て、「ン?」と思ったのは僕だけではないのではないだろうか。
「不夜城」で、一躍人気作家になったあの「馳 星周(はせ せいしゅう)」が逆さまになってる・・・。
以前に、馳さんがテレビのインタビューで、このペンネームの由来について、「自分は華僑ではないけど、適当にそれっぽい名前にした」みたいなことを言ってた記憶があるけど、どうやら、たまたま観ていた香港映画のテロップにあったこの人の名前を、ひっくり返して自分のペンネームとしたようだ。
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