キャット・ピープル
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作品情報上映スケジュールレビュー

あらすじ・解説

解説:allcinema(外部リンク)

作品レビュー(6件)

不気味18.8%切ない18.8%恐怖12.5%悲しい6.3%セクシー6.3%

  • yrh********

    5.0

    結婚の教訓のよう。陰影が美しい古典ホラー

    ナスターシャ・キンスキー版しか知らなかったが、オリジナルを改めて見ると面白かった。古い映画なので派手な特殊メイクなどは使っていないのだけれど、撮り方で不気味な雰囲気が盛り上がる。陰影が濃いダークな画面が美しい。 主人公のオリバーが動物園で見かけたイレーヌに一目惚れして結婚。しかしイレーヌはセビリアの呪われた一族の末裔だと言う。自分はリビドーが高まると豹に化身して相手を食い殺してしまう、と信じる彼女は夫との性的接触を拒む。オリバーは彼女に理解を示しつつも、訳のわからない新妻より気心の知れた同僚のアリスに心が傾いていく。 途中まではイレーヌの妄想ではと思わせつつ、不気味な兆候が現れ始めるあたりが怖い。いよいよ豹の登場かと思ったらただのバスだった、、というフェイント演出は「リュートン・バス」と言われ、今もホラー演出の定番だ。 私には終始イレーヌが気の毒に思えた。まず彼女は異邦人だ。異国で仕事を頑張りつつ、彼女は自分の血に怯え、それに打ち克とうとしていたのに(冒頭で彼女が描く黒豹のスケッチには、彼女の部屋に飾られた故郷の英雄像に倣い、深々とナイフが刺さっている)。イレーヌは「内なる邪悪に必ず勝つから少し待って」と夫に哀願するが、夫も精神科医も彼女の妄想だと思っている。キザな精神科医は食い殺されたが、イレーヌは夫を守るために自ら破滅する。彼女側に立って見れば、新婚早々に浮気して離婚を言い渡す夫なぞ食い殺してやりゃ良かったのでは?とも思えてくる。 オリバー側から見ると、よく知らない相手との電撃婚はあんまりよくないね、という話にも見えた。同僚のアリスとは長年の付き合いで何でも話せる。そういう相手は往々にして「ただの友達」となってしまいがちだ。そこからロマンティックな恋愛には発展しづらい。しかしお互いによく話し、ある程度知り合った上での結婚の方が手堅いのは事実だろう。例外もあるが、一時的なのぼせで結婚するとロクなことはない。 イレーヌを演じるシモーヌ・シモンは猫顔でハマり役だ。近代的なアリスとの対比も良かった。イレーヌがペットショップに入ると動物たちが一斉にパニックを起こし騒ぎ出すシーン、確か「オーメン」でも同じような場面があったが、これが元ネタだったんだなぁと思った。

  • bar********

    3.0

    ネタバレ猫族の悲劇

    このレビューにはネタバレが含まれています。
  • ********

    4.0

    女と精神科医

    1942年。ジャック・ターナー監督。セルビア出身の若い女は人付き合いを避けて暮らしているが、ある日、公園で出会った若い男と親密になっていく。しかし、女の故郷は悪魔に魅入られて魔女となった「キャット・ピープル」の伝説があり、女は自分の中に潜む魔性の発現を恐れて、男との接触を避け、静かな関係で居続けようとするが、、、という話。 女の中の凶暴性が性的なもので発現し、抑えられなくなるというジェンダー的にきわめて興味深い話。最後は処罰的に死んでしまうし。男が元から仲の良かった友人の女性との愛に目覚めることや、治療にあたる精神科医が知的な興味から次第に女の魔性に引き込まれて被害に会うのも象徴的。この時代のアメリカ映画における物語装置としての精神分析がよく表れている。 女の魔性の姿は画面にはほとんど現れないが、主観的なカメラで恐怖をあおるのではなく、その痕跡と「出るぞ、出るぞ」の雰囲気が淡々と客観的に描かれている。

  • ver********

    3.0

    ネタバレこれがホラーだって?

    このレビューにはネタバレが含まれています。
  • kak********

    2.0

    オリジナル版は猫顔シモーヌ・シモンが主役

    ”欲情が燃え上がると本能がうずき、男を食いちぎる” という設定のキャット・ピープルに扮するのは、当時の フランス大スターであるシモーヌ・シモン。 しかし、誇大宣伝文句と違って映画の中身は穏やかな 進展で、モノクロの為か流血も感じず、心理的な演出が 中心のホラー映画に仕上がっている。 元々、75分以内の低予算映画ながら、新しい物を求めて いたところ、そばにいた猫からヒントを得たというから 何が幸いするか分からないのが世の中だ。 主役のシモーヌ・シモンは美人と言うより可愛いタイプ。 人並みの幸せを求めても、愛する夫に抱かれる事が出来ない という”悩み”があるので、結婚は出来ない筈だが・・・ 本作品は興行的には成功し、続編は巨匠ロバート・ワイズ 監督が手掛け「キャット・ピープルの呪い」が2年後に 作られた。 また1981年には、ナスターシャ・キンスキー主演でリメイク も作られている。 本作品は”狼男”の様な変身見たさで選ぶと期待を裏切られ るのだが、恋する事も出来ない状況は同情を誘い、続編への 期待感も膨らむ。

スタッフ・キャスト

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基本情報


タイトル
キャット・ピープル

原題
CAT PEOPLE

上映時間

製作国
アメリカ

製作年度

公開日
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