あらすじ・解説
解説:allcinema(外部リンク)
作品レビュー(4件)
- kak********
3.0点
そもそも”アーサー王伝説”は民間伝承や創作とも言われ、実在した人物かは今も証明されていない。 ところが、”魔法使いマーリン”や”12人の円卓の騎士”など、万人が好みそうな題材が多く、関連した映画やTVドラマも数多く存在する。 本作品は、ミュージカル仕立ての上3時間の長編である。 物語は、王と王妃と騎士の三角関係を軸に”禁断の恋”が描かれて行く。 ありがちな大合戦の場面はなく、あっても内輪もめ程度なので、中世の戦いを見たい人には不向きかもしれない。 主演は「カサンドラ・クロス」でソフィア・ローレンと共演したり、「オルカ」でシャーロット・ランプリングと共演したリチャード・ハリス。そして、「ナヴァロンの嵐」でスパイ役を好演のフランコ・ネロと「ジュリア」でアカデミー賞助演女優賞受賞のヴァネッサ・レッドグレーヴを加えた3人が物語の中心である。 結論から言えば、長編ミュージカルにしては歌う場面が少なめで、似たような雰囲気の曲ばかりで印象が薄いし、物語も、筋を追うだけで盛り上がりに欠ける。 どこといって悪いところはないのに、なぜか満足できないのは、ややスローで眠気を誘うのと、肝心のアーサー王の性格が勇ましさがなく弱々しく描かれているからだと思う。 興味深いのは、本作品で共演したフランコ・ネロとヴァネッサ・レッドグレーヴが実生活でも夫婦になった事だ。共演がきっかけで結ばれた事は喜ばしいのだが、プライベートな事なので表に出ないよう抑え気味の演技をしていたのではないかと思えたのは考えすぎだろうか? 何れにしても、様々な解釈が可能な”アーサー王伝説”なので、本作品も”その中の一つ”と割り切って楽しむのが正解かもしれない。
- man********
4.0点
アーサー王は、賢者の石のダンブルドア先生が演じてます。そのリチャード・ハリスは02’に没。グエナビア姫はヴァネッサ・レッドグレーブ。ランスロットにフランコ・ネロ キャストに不足無し。 みごとなセットとオープンセットが45、素晴らしい衣裳が3500、それに合わせた無数の小道具。ふんだんな海外ロケ。平均点以上のミュージカル ナンバー。そして驚異のクローズアップが生きる芝居があります。 ☆はエクスカリバー81’を5としたら。 始まりは、グエナビアと出会った日を回想するアーサー。 グエナビア登場の歌、乙女のありきたりな夢理想の国‘CAMELOT’を歌うアーサー。 最強の騎士ランスロット登場、歌は‘CAMELOT’→‘C’est moi’。 愉快な5月を歌う、グエナビア。 ペリノア王、登場。歌無し。 グエナビア、あまりにもご立派なランスロットに会う。残酷な計画を立てる歌。 アーサー、ワガママな王妃の扱い方の歌。 この映画一のアクションシーン槍試合。 ランスロット、ブレーキが壊れた愛の歌。 モードレット登場。映画版は歌無し。その上カムランの戦いも無し。 アーサーとグエナビア、普通の人が困った時の歌。 この話は魔法使いマーリンがあまり出ない。ランスロットとグエナビア、思い出の歌。そしてクライマックス。 アーサーはつかの間の栄光‘CAMELOT’を歌い、映画は終わる。 歌う人がだんだん増えていく歌が無い。歌の終わりでグーとっカメラが引いていく歌も無い。けれども この映画はハリウッド大作の役目を充分はたしています。ジャック・L・ワーナーの退陣、短かったケネディ政権、歴史に埋もれた王国キャメロット。 やはり長い、観る前にお茶とお菓子を用意してください。 そしてレッドグレーブとフランコ・ネロは撮影から40年を経て結婚しました。
- sou********
5.0点
ネタバレジュリーで観たかった
このレビューにはネタバレが含まれています。 - bakeneko
5.0点
このレビューにはネタバレが含まれています。
スタッフ・キャスト
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受賞歴
アカデミー賞第40回
ゴールデン・グローブ第25回