ここから本文です

秋のソナタ (1978)

AUTUMN SONATA/HOST SONATEN

監督
イングマール・ベルイマン
  • みたいムービー 56
  • みたログ 265

4.16 / 評価:77件

母と娘の対立と葛藤

  • sat***** さん
  • 2018年10月21日 20時27分
  • 閲覧数 392
  • 役立ち度 1
    • 総合評価
    • ★★★★★

 すさまじい限りだった。

 娘(リブ・ウルマン)が、母(イングリッド・バーグマン)から受けた傷への恨みや憎しみを洗いざらいぶちまける。そして、それを受けた母は、自分も両親の記憶がなく、音楽だけが自分の表現方法だったと。そして、一瞬、自分は勝手な人間だった、と後悔するが、別れた後に、もう一人の障害者の娘(レナ・ニーマン)を施設に預けた罪悪感から「死ねばいいのに」と言い放つ。この娘と母のやり取りが凄まじかった。

 また、娘のエヴァのリブ・ウルマンと母シャルロッテのイングリッド・バーグマンの対決が激しかった。この二人の演技力に圧倒される。この位のレベルの俳優は今は居ないのではないか。

 イングリッド・バーグマンは、夫と子供を捨てて、イタリアに渡ったことあり、シャルロッテと重なってくる。バーグマンは、これが遺作となってその後に亡くなったことも感慨深い。

 また、イングマール・ベルイマンも映画や演劇人として、二人の娘に良い親であったとは言い難かったらしく、シャルロッテとエヴァの関係に重なってくる。 

 芸術家の親と子の関係は葛藤を生んでいくことを描いている。その個人の事情も超えて普遍的なものになっていると思われる。 

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

イメージワード

  • 泣ける
  • 悲しい
  • 知的
  • 切ない
このレビューは役に立ちましたか?
利用規約に違反している投稿を見つけたら、次のボタンから報告できます。 違反報告
本文はここま>
でです このページの先頭へ