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秋のソナタ (1978)

AUTUMN SONATA/HOST SONATEN

監督
イングマール・ベルイマン
  • みたいムービー 56
  • みたログ 265

4.16 / 評価:77件

ヘレナさんの意見は?

  • auy***** さん
  • 2019年6月3日 17時50分
  • 閲覧数 167
  • 役立ち度 0
    • 総合評価
    • ★★★★★

今 日本でも さかんに話題にされるようになった毒親問題を ずいぶん早い時期に映画にしたんだな~と まず感心した。

どこの家庭の母と娘にも多少は心当たりある問題だと思う。

毒母に育てられたから何歳になっても生きづらさを抱えている女性のためのセラピーも 今ではさかんで とかく母親が悪者にされるケースが多いけれど 私は個人的には その風潮には あまり賛同できない。

映画とは関係なく毒母に対しての私の個人的な意見だけれど 女は結婚して子供を生んだ以上は誰だって幸せな家庭を作りたいと願っている。しかし 実際にそれが出来ない女は 要するに その能力が無かったわけだから 責めようが反省させようが何しようが 能力が無い者にやらせることは出来ない。
それなのに能力が無い者の その無い能力について いつまでもこだわっているのは 毒母も毒母だけど娘も娘だと思う。

この映画の母親も相当ひどい母親で エバさんには同情するけれど 父親だって相当ダメ男で 妻にナメ切られてるのに怒ることも出来ず 傷ついた娘にも映画とかアイスクリームとか その場しのぎのことしか言えず 娘が容貌で悩んでいた時 母親も力にならなかったけど父親だって力にならなかったではないか。
なのになぜエバさんは母親だけ憎むのか?
まぁ母親と娘の関係には よくあることだけど。

という持論の私から見た感想ということで ご理解いただきたいのだけれど

障害者の我が子を「死ねばいいのに」という母親は そりゃひどいけれど その妹を母親を責めるための道具に使っているエバさんも私は相当ひどいと思う。

障害があるヘレナさんは必死で何か訴えていたが しゃべれなかった。もし しゃべれたらエバさん以上の恐ろしい恨みの言葉を母親に浴びせまくる可能性は濃厚なので怖い限りだけれど~~

しかし、

もし私がヘレナさんだとしたら?

はっきり言って被害者意識の塊の姉より 母性が薄くとも才能豊かで美しく自分に正直な母親のほうが私は好きだな。
なので ヘレナさんが必死で訴えていたことは 案外「私は お姉ちゃんと違って そんなママが好きだよ。負けないで頑張ってね!これからも魅力的な自慢のママでいてね!」だった気もする。
少なくとも私がヘレナさんだったらゼッタイそう。
施設から引き取って面倒見てくれてるお姉ちゃんには悪いけど。でも そもそも引き取ってって たぶん頼んでないし。自分の気持ちを勝手に代弁するお姉ちゃん うざい。

芸術作品なので誰が悪いとか誰が好きとか議論しても仕方ないけれど でも 色々な見方ができて どの役者さんの演技も秀逸な素晴らしい映画だったと思う。

ところでエバさんの旦那さんの役割ってなんだったんだろう。男には関係無い世界の話って言いたいのかな??

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