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キャリー

キャリー

CARRIE

R15+98

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4.0

音楽と学園ロマンスに酔い。そして最後!

学園ホラー。 いじめにあうキャリー。 キャリーいじめの罰として体操をさせられるシーンは動きとBGMが連動してコミカルに。 クラスメイトは仕返しに、パーティで見世物にしてやろうと画策。 しぶしぶパーティに誘い出す役目のトミーとその彼女のスー。 だんだんその気になるキャリー。 冴えない魔女娘の青春ラブストーリーという話の主軸が見えてくる。 家に帰れば一転、キャリーの母親の奇怪さが炸裂。 後半までその学園ストーリーが続いていくところ、時折ホラーを強く思わせるのがこの母親の存在だ。 クライマックスの血バケツがひっくり返る寸前のシーンは 無声スローモーションと細かいカット割りが多用され 同じブライアン・デ・パルマ監督「アンタッチャブル」の階段落ちシーンを思い出させる。 ひっくり返ってからは途転、キャリーの怨念の炎が燃え盛る!ホラーを通り過ぎ、もはやパニック映画に(笑) 伝説のシーンは最後。 花束を置いた瞬間、血塗れの手に掴まれるスーの悪夢。 これは紛うことなくホラー映画だという鮮烈な締め方。 急変するBGMの音量にも驚愕だった。 本編が終わり、エンドクレジットで流れるエンディングテーマ曲「theme from carrie」はリラックスサウンド。 この美しいメロディーで恐怖でこわばった体を解きほぐして終了。 ピノ・ドナッジオの作曲が全編通して映画に彩りを与えている。

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