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キャント・バイ・ミー・ラブ

あさQ

5.0

“Cool”の法則

学生時代にお気に入りだった作品。 でもティーン向けのラブストーリーだし、前時代的だろうし、と思いつつ懐かしさから30年ぶりに観たら、やっぱり良かった。 置かれている立場がどうであれ、自分はなりたいものになれるしやりたいことをやれる。それは誰の力でもなく自分の力で。 そんなことを教えてくれる作品。 「側面から見ればナンセンスでも輪の中にいればそのエネルギーに飲み込まれて異様なことも“クール”に思える」って感じのブームが生まれる法則みたいなものや、「人からどう見られたいか」「自分が自分らしくあるためには」といった普遍的なテーマが盛り込まれていて、いくつになっても心を成長をさせてくれる作品だと思った。 こんな書き方をすると説教臭い啓発作品みたいだけど、あくまでも青春映画。 登場人物がヤなヤツも含めてみんなどことなく温かく描かれていて、とても楽しく観られる作品。 当時はパトリック・デンプシーがキュートだったから好きだった作品なんだけど、今観てこの作品が悪趣味にならなかったのはアマンダ・ピーターソン演じるシンディのキャラクターに依るところが大きかったんだと知った。

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