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吸血鬼ドラキュラ (1958)

DRACULA/HORROR OF DRACULA

監督
テレンス・フィッシャー
  • みたいムービー 12
  • みたログ 156

3.90 / 評価:49件

定番のニンニクと十字架が登場

  • yrseijin さん
  • 2010年8月3日 7時22分
  • 役立ち度 4
    • 総合評価
    • ★★★★★

 81分間という時間の中に、この恐怖の物語に必要なものがぎっちりと詰め込まれていて、贅肉のない筋肉質のボディーといった感じの映画だ。

 スターウォーズ1作目のターキン総督でお馴染みのピーター・カッシングが演じるヴァン・ヘルシング博士は、特別な超能力を持っているわけではない生身の人間である。しかし常に真剣で冷徹な表情を崩さないので、吸血鬼を相手に堂々と渡り合えるような風格を醸し出している。確かルーシーを落ち着かせる時だったかな、一度だけ微笑んだと思う。
 
 これもまたスターウォーズのドゥークー伯爵でお馴染みのクリストファー・リーがドラキュラ伯爵を演じているが、彼はかなりの大男に見える。実際に身長193cmと高いのだが、もしかしてピーター・カッシングがあまり背が高くなくて引き立て役になっているのかもしれない。スターウォーズでもデビット・プラウズ演じるダースベイダーの大男ぶりを引き立てていたのかも。

 もしや吸血鬼ヴァンパイアって、同性を狙わないように描かれている? ということはやはり、相手の首根っこに歯を立ててかじり付くことは、S的プレイのメタファーかな? 一度その味わいを知った者は、その我慢しきれない程の麻薬的な欲望から逃れられなくなる。ヴァンパイアが蔓延していく様子は、血液による感染というよりも、その行為の虜になる感じだ。実に官能的な描き方である。だからドラキュラ伯爵に美人の妻を寝取られたアーサーにとって、奴を退治することは男の沽券にも関わる一大事であったのだ。

 
 特殊効果撮影も、もちろん現在のような派手さはないがかなり効果的に使われている。ストーリー、演技、特撮の三つがそれぞれ引き立てあっている、恐怖映画のお手本のような作品である。

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

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