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吸血鬼ノスフェラトゥ (1922)

NOSFERATU: EINE SYMPHONIE DES GRAUENS/NOSFERATU: A SYMPHONY OF TERROR/NOSFERATU: A SYMPHONY OF HORROR/NOSFERATU THE VAMPIRE/TERROR OF DRACULA/DIE ZWOLFTE STUNDE

監督
F・W・ムルナウ
  • みたいムービー 20
  • みたログ 157

3.83 / 評価:40件

見るなら断然90分版

  • カーティス さん
  • 2017年11月1日 23時17分
  • 閲覧数 558
  • 役立ち度 1
    • 総合評価
    • ★★★★★

元祖ドラキュラ映画。基本的なストーリーはベラ・ルゴシの『魔人ドラキュラ』やクリストファー・リーの『吸血鬼ドラキュラ』と一緒ですが、吸血鬼が怪物然とした見た目なのでかなり印象が異なります。また、ヴァン・ヘルシング教授やレンフィールド(に相当する人物)は出てくるもののほとんど見せ場がなく、後続のドラキュラ映画よりも吸血鬼の不気味さに焦点をあてた作風になっているのも特徴的です。見比べるとけっこう面白いです。

面白いかどうかですが、バージョンによってけっこう印象が変わると思います。
私が以前見たのは良く出回っている60分版でしたが、サイレント映画特有のチョコマカとした動きのせいで不気味さがまったくなく、むしろコミカルな感じさえしました。これは、サイレント映画の頃は1秒あたり16コマのフィルムが主流だったため、1秒あたり24コマが主流の現代の器機で再生すると早送りしたような映像になってしまうという、技術的な問題のせいなので、作品自体にはなんの落ち度もないのですが、「不気味な映像美」という前評判を聞いていただけにがっかりしたのを覚えています。

最近になって90分版を見る機会があったのですが、同じ内容なのに印象がガラリと変わりました。というのも、再生速度が作られた当時のスピードに合わせてあったからです。当然、60分版よりもスローなテンポになるわけですが、そのスローさが不気味なムードを醸し出していてとても良いんです。現代のホラー映画のようなドキッとする怖さはありませんが、しっとりとした怖さがあります。

ですので、個人的には90分版をおすすめします。DVDが中古しかないのが難点ではありますが…機会があったらぜひぜひ。

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

イメージワード

  • ファンタジー
  • 不思議
  • 不気味
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