吸血原子蜘蛛
作品レビュー(1件)
- 南海のねこ
3.0点
50年代のモンスター映画でずっと前から見たかったんですがやっと見ることができました。突っ込み所満載でしたが思っていたよりもまともな映画で結構面白いです。 製作はロジャー・コーマンの映画で有名なAIPで監督はバート・I・ゴードンという生き物が巨大化する(アリとかネズミとか人間とか)映画ばかり撮っていた人。 ストーリーは題名のとおりアメリカの田舎町に突如現れた巨大な蜘蛛(題名は原子蜘蛛だが巨大になった理由は謎。)と人々が戦うというストレートなモンスター映画でこの手のものが好きで古い映画や特撮を受け入れられる人にとっては普通に面白い映画だと思います。 巨大蜘蛛の特撮は本物の蜘蛛との合成とハリボテが使用されていて上手く使い分けてあり巨大蜘蛛が町を襲う場面はモンスター映画っぽくてなかなか見ごたえがあります。ただし場面によって巨大蜘蛛の大きさが明らかに違いますが。あと人間の断末魔の悲鳴みたいな蜘蛛の鳴き声が不気味で印象的でした。 前から思ってたんですがアメリカの田舎町とモンスターとの組み合わせは相性がいいですね。「トレマーズ」とか「クリッター」とか「ブロブ 宇宙からの不明物体」とか面白いモンスター映画がたくさんあります。
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