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今日限りの命 (1933)

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監督
ハワード・ホークス
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4.00 / 評価:7件

ウェリントンvsボナパルト!

  • bakeneko さん
  • 2017年1月16日 11時56分
  • 閲覧数 160
  • 役立ち度 1
    • 総合評価
    • ★★★★★

『響きと怒り』、『サンクチュアリ』、『八月の光』などで実験的手法を駆使して南部アメリカの精神世界を精緻に描いたノーベル賞作家であるウィリアム・フォークナーは、映画の脚本家としては通俗的な娯楽傑作を複数書いています。
本作は1933年と最も初期の映画脚本で、以降フォークナーはハワード・ホークスの作品:『永遠の戦場』、『脱出』、『三つ数えろ』、『ピラミッド』に脚本を提供しています。
本作は、第一次世界大戦後期のアメリカの参戦前後を舞台にした、アメリカ軍将校と英国軍人家族の友情と恋の葛藤劇で、ホークスお得意の三角関係+アクション活劇が展開します。

第一次大戦の中期にアメリカの青年実業家:ケーリー・グラントが英国の邸宅を買い取る。その家は英国の将校の父親が丁度戦死したばかりで、姉娘:ジョーン・クロフォードと弟:フランショット・トーン、そして兄弟同然に育った幼馴染:ロバート・ヤングの3人は固い絆で結ばれていて、いずれも海軍に属して極秘の特攻攻撃水雷艇で戦っている。一時帰国した休暇を利用して幼馴染は彼女に求婚するが、姉娘は急速にアメリカ青年に惹かれて恋仲になっていった。しかし、アメリカの参戦に続いて空軍に志願した青年の死亡記事を見た姉娘は従軍看護隊に志願すると共に幼馴染と結婚するが、アメリカ人青年の死は誤報で…という、一人の女性を巡る英国海軍とアメリカ空軍の青年の葛藤と共に空中戦や海戦もたっぷり見せてくれる娯楽活劇で、一次大戦当時の航空戦や小型魚雷艇による特攻に手に汗握らせてくれます。

英国と米国、海軍と空軍の違いも活写しながら、終盤に次第にお互いを認め合う英国軍人とアメリカ青年の友情も胸を熱くさせる―ホークス節満載の娯楽作で、「雨」等で蓮っ葉な娘を演じることが多いジョーン・クロフォードが珍しく忍耐強い娘を演じていますよ!

ねたばれ?
1、こおろぎや蜘蛛を戦わせるのは有名だけれど、ゴキブリを戦わせるのは珍しい!
英国のゴキブリの名前はウェリントン将軍、フランスは(ナポレオン)ボナパルトと、“ワーテルローの戦い”の再現を戦わせていますが、やはり歴史は覆せなかったようです(でも、クロフォードって虫は平気なんだな~素手掴みにはびっくり!)。
2、作戦の種類と搭乗機:ニューポールフランス軍機から推測すると、アメリカ青年は、「フライボーイズ」でも描かれたフランス空軍部隊:ラファイエット飛行隊に属してたようです。
3、英国にも“水杯”ってあるんだ!

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