あらすじ・解説
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作品レビュー(16件)
- エル・オレンス
3.0点
このレビューにはネタバレが含まれています。 - sss
2.0点
/3.0(202107)
- 岡田浩喜
5.0点
劇場公開当時はロイ・シャイダーのファンで、ウィリアム・フリードキン監督のクールなインパクトを持つ作劇術も大好きだったので、映画館へ即直行しました。 当然ながらアンリ・ジョルジュ・クルーゾー監督のオリジナル版と比較する批評家ばかりで、こぞって監督に才能がないとか、俳優に魅力なしとかケナしていましたが、僕は『SORCERER=魔術師』というタイトルもお気に入りで、公開された短縮版だけでも十分完成度は高いと確信していました。 (ちなみに短縮版は、確かオープニングがヘリからの空撮画面になっていて『WAGES OF FEAR』=恐怖の報酬というタイトルが出たと記憶していますが、違ったかな?) 配役もいかにもフリードキンらしく、曲者揃い。ブルーノ・クレメル、アミドゥも顔は知っていましたが、まず知名度は低いし、フランシスコ・ラバルにいたってはマフィア映画くらいでしか見たことのない俳優でした。 脇役俳優大好きなので、今でもオールスターよりも、予期せぬ個性派が居並ぶ方が俄然燃えます。 当初、スティーヴ・マックイーンがキャスティングされていたとか、唯一クルーゾ―監督からリメイクが許可されたのがフリードキン監督だったとか、話題の多いリメイク版ですが、米公開のVHS版は持っていたので、全長版の内容は知っていました。 今回、ようやくオリジナル完全版の形でDVD、Blu-rayも登場して、うれしい限りです。日本公開版TV放映時の吹替(ロイ・シャイダー:羽佐間道夫、フランシスコ・ラバル:大塚周夫他)も、短いバージョンとはいえ、ちゃんと付けてくれています。こと吹替や、オプションに小うるさいことをおっしゃる方も多いのですが、こういった心意気はTVの吹替版で育った自分にはとてもうれしいのです。 作品は、魔術師の魔法のごとく次々に飛び出すものを「恐怖」として見せます。主人公たちは、まず、ニトログリセリンという魔物の恐怖を背負いながら、ジャングルの道なき道を大型トラックで突き進み、苛々しながら立ち塞がる見えないものの恐怖と戦い続けます。 舞台となる異郷の地へ逃亡してきた主役4人が抱える強迫観念、心を許し合えない殺伐とした孤独のあり方がそれに拍車をかけます。 安定感とかバランスといったものをキープさせまいと、すぐさま断ち切ってくるエキセントリックな恐怖というべきかもしれません。 フリードキン監督はそのことを十分承知の上で、重苦しい映像を繰り出してきます。このスリラー風の感触は、短縮版も長尺版も変わりなく溢れ出ています。 では、大きな違いは、何か?というと、開巻で立て続けに語られる主役たちが何故逃亡の末に食い詰めるに至ったかの過去を見せるプロローグ、そしてもうひとつの「恐怖」を準備したエピローグ。ここに短縮版ではカットされたフリードキン監督流の、イメージづけと幕切れを重んじる冷めた語り口の妙技が登場します。 後付けでファン泣かせのディレクターズカット版とかファイナルバージョン、完全版などが登場して面喰いますが、この作品についてはこれをご覧になれば余分な足し算引き算はありえないので安心しても良いと思います。 もう1本、フリードキン監督で批評家先生たちから評判が悪かったピーター・フォーク主演の『ブリンクス』も、個人的には傑作だと思っています。 特にTV朝日で放映された吹替版(名古屋章他)は、完成度が高く、クライマックスでは原版とは異なるTV用の音楽アレンジをしていましたが、好感の持てる仕上がりで今でも記憶に残っています。
- ats********
3.0点
何となくB級感が漂ってくる。そんな映画だ。 しかし、まず何より(当たり前だけど)CGとか使ってない所がいい。迫力がある。 冒頭の建物爆破シーンなんて凄かった。(シュワルツェネッガーの映画でいきなり冒頭にあんなシーンが出てくる映画があったな…なんて思った。オマージュだったのだろうか。) しかし如何せんストーリーが貧弱だ。 それに途中まで何がどう繋がってんのかよく分からんかった。 で、結局言いたい事は『悪銭身に付かず』って事なのか。 謎だ。
- bat********
4.0点
このレビューにはネタバレが含まれています。
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