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恐怖の岬 (1962)

CAPE FEAR

監督
J・リー・トンプソン
  • みたいムービー 13
  • みたログ 139

4.05 / 評価:45件

窮鼠には、猫を噛む 権利がある。

  • 百兵映 さん
  • 2014年1月4日 11時40分
  • 閲覧数 640
  • 役立ち度 0
    • 総合評価
    • ★★★★★

 『恐怖の』岬というからホラー映画かと思ったが、これはサイコスリラーというのだそうだ。「スリラー」というのもどうかと思うが、こういう執念の男に捕まった場合は、それは恐怖だ。

 サイコな男(女もいる)による猟奇事件が起こると、報道では犯人の分析に関心を集中させるのだが、私はこの映画で、恐怖の被害者の振る舞いに感心した。

 恨み(それも、逆恨み)の復讐に対して泣き寝入りをしないのだ。対抗するのだ。死の恐怖に対しては殺しで返すこともあるのだ。

 寛容の精神だとか、対話の精神だとか、いろいろ言われてもそれは結局のところ、我慢・諦め・妥協の美化であり強要でしかないではないか。

 窮鼠猫を噛む、という。この映画は、窮鼠の権利を主張したものか、と思って見た。ネズミの窮状の程度にもよるが、我慢の限界を超えるネコの横暴には噛み殺しの権利がある。弁護士も警察も頼りにならないのであれば、正当防衛の先手を打つことも認められていい。

 身辺に、サイコなネコが多い。怯えているネズミも多い。ネコへの理解も必要だろうけど、ネズミへの応援も(少なくとも理解くらいは)必要だろう。だからといって、何もかも暴力での解決を広げようというのでもないけど、……。

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物語
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