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巨星ジーグフェルド

巨星ジーグフェルド

THE GREAT ZIEGFELD

177

kak********

3.0

ブロードウェイの興業王の半生を描いた映画

1932年に亡くなったブロードウェイの興業王フローレンツ・ジーグフェルドの半生を没後4年経った1936年に映画化した作品。 当時としては、豪華絢爛なショーも、今見ればラスベガスのショーほどインパクトはないかもしれない。興味深いのは、1893年のシカゴ万博のシーン。今の万博とは違って、サーカスや遊園地で見られるショービジネスの世界が繰り広げられている。主人公もそんな環境からスタートして一時代を築いたのだ。 主演は、「ミスタア・ロバーツ」の出演を最後に事実上引退したウィリアム・パウエル。本作品が代表作の一つで、「影なき男」シリーズでも知られている。共演は、最初の妻を演じたルイーゼ・ライナーと二番目の妻を演じたマーナ・ロイ。 ルイーゼ・ライナーは本作品と翌年の「大地」で二年連続アカデミー賞主演女優賞を獲得している。マーナ・ロイは「影なき男」シリーズでもウィリアム・パウエルと何本も共演して当たり役となっている。 興業王になるまでの道のりは平坦ではなく、不評なら破産の危機だし、成功すれば一攫千金も夢ではない世界で、その裏側が垣間見られる。当時のショーが再現されていて、歴史的価値がある作品に仕上がっている。

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