作品レビュー(5件)
- a24********
4.0点
ネタバレ 動物&病気パニックとホームドラマの融合
このレビューにはネタバレが含まれています。 - kih********
4.0点
元はといえば、セイロンにバタバタと押し入って、現地の恵みと富を欲しいままに分捕ったイギリス人集団でしょ。私はつい『巨象』に味方して見ましたよ。 そうですよ、現地農民を武力で制圧(搾取)することはできても、自然(豪雨・干ばつ・コレラ・巨象・etc)、は制圧できないのですよ。現地農民に代わって像の群れが仕返しをやってくれたのですよ。邸を壊したのは像のパワーですが、燃やしたのは侵入者の持ち込んだ灯油です。いいですね、いい構成ですね。いい気味です。 どの程度に本当のことかは知りません。でも、有り得る話だと思ってみました。本当に有って欲しいとも思いました。 (話は飛躍するけど、―― 今や欧米白色民族に限らず、AA諸国に至るまで、人間の手による自然の制圧に血道を上げているように見える。いずれ、巨象に壊されることになるだろう。人間が持ち込んだ油で燃えてしまうだろう。原発を壊した地震・津波。住宅団地を壊した集中豪雨。人間を制圧できても巨象は制圧できないのだって、この映画が教えてくれたのだったら、これはいい映画だ。女優さんがいいか悪いか、代役がいいか悪いか、そういうことが問題ではない。主役は巨象だ。)
- ********
4.0点
1954年。ウィリアム・ディターレ監督。ロンドンの本屋で働く娘(エリザベス・テイラー)はインドの農園主と結婚してインドへ渡る。しかし優しいはずの夫はインドでは亡き父の遺志に縛られ、頑固で保守的な堅物に変化していた。巨大な屋敷は象たちの道路をふさぐ形で作られていて、時折、怒り狂った象が襲ってくる。愛が冷めかけたころ、農園を旱魃とコレラの流行と象の襲撃が見まうという話。 大金持ちの家に嫁にやってきたら、死人の遺志のようなものが漂っていて、自分よりずっと事情に通じた無気味な執事的人物がいて、、、というのはヒッチコック監督の偉大な「レベッカ」と同様ですが、あそこまでの恐ろしさも盛り上がりも美しい画面もないのは残念。最後に象が暴れまわるシーンはすばらしいけれど。結局は、危機を通して偉大な父の呪縛を逃れる息子の話だし、それにつれて、浮気しかけた妻が夫を見直す話なのだが、その決定的な転機が決定的な感じで描かれないので、なんだか肩透かしです。象の暴走さえもっとおもいきってやってもらいたいような。 豪邸の庭に父の墓があったり、父の書斎が開かずの間だったり、おもしろい趣向が転がっているのに、あまり生かされていない感じでした。やはりヒッチコックは偉大だという証拠のような映画。
- mor********
3.0点
最初に観たのが小学校の授業であったように記憶します。 「ファンタ飲ん出るよ。」「象がきた。」と真剣に 観てませんでした。 ある程度考え方が出てきて鑑賞すると見方も変わると 感じた作品です。
- aok********
2.0点
ネタバレ象が通り過ぎてゆく……
このレビューにはネタバレが含まれています。
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