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巨大アメーバの惑星

巨大アメーバの惑星

THE ANGRY RED PLANET

84

bakeneko

5.0

ネタバレ火星は本当に赤かった!

「デス・レース2000年」の原案の一人として有名なデンマークのSF映画作家I・メルキオーの脚本・監督作品で、チープながらも独自のデザイン感覚のあふれるSF冒険活劇であります。 えー、最近の宇宙人やモンスターはどれも似たり寄ったりで、 “異世界において独自に進化した生物なのだから、もっと非常識な形態をしていても良いのでは?”と文句を言いたくなるものが多い状況であります。 この映画の一番の特徴は、とんでもなく奇天烈なデザインの生物が沢山出てくることであります。そして、それらの生物をあまり動かせないことや、具体的に登場人物と絡ませると途端に貧相になるところも、かえって類型化した(動きだけは目まぐるしい)現在の特撮映画に対して新鮮なキッチュ感覚をもたらしてくれます。 “決死の冒険”と言いながらも鷹揚な探検隊のメンバーの挙動やメンタリテイーにも楽しく突っ込める作品で、“正にB級SF”といった趣の映画であります。 長閑に奇妙な生物の世界の冒険を楽しめる(体&頭が)お子様な方にお勧めの60年代SF映画であります。 で、この監督さんは“デンマークB級SFの勇”でありまして、コペンハーゲン観光紹介映画であり、美人がたくさん出て歌も聴かせて、怪獣&防衛隊が名所巡りをしながら対決する「原始獣レプティリカス」なんてのもあります(何故か水族館が科学対策班の中心だったりします)。

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