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去年の夏 突然に (1959)

SUDDENLY, LAST SUMMER

監督
ジョセフ・L・マンキウィッツ
  • みたいムービー 10
  • みたログ 64

3.40 / 評価:15件

100万ドルは?

  • たこのまくら さん
  • 2014年1月19日 0時30分
  • 閲覧数 739
  • 役立ち度 0
    • 総合評価
    • ★★★★★

この映画のエリザベス・テイラーはけっこうむちむちで、水着姿なんかも披露してくれたりするので、ちょっとやばいw だが、そこはキマジメ(?)なマンキウィッツ先生のこと、きわどい映画にはならない。むしろ適度に美しく、格調の高い、まるで「狂気」にフタをしたみたいな映画になっている。悪夢的でわかったようなわからないような事件の真相描写も当時にしてみれば「良心的」であったのかもしれない(登場人物はあれで理解したのか)が、今となっては、ズバリ描いてもらわないとストレスがたまるというものであるw ヘプバーンの行儀のよい豹変も一時的なヒステリー症状を呈しているだけで、狂ってしまったわけではあるまい。

この映画で一番おそろしいのは、冒頭の、手続きは踏んでいるのだろうが、大部屋の精神病患者のなかから無作為のごとく、粗暴でもなんでもないひとりの婦人を連れ出し、ロボトミー手術を施す一連のシーンである。このときの執刀医が、のちにエリザベス・テイラーを手術から救出するヒーローになるわけである。この頃はロボトミーも下降気味で、この映画が成立できたのかもしれないが、妙な座りの悪さがつきまとってノレないw

ラストのエリザベス・テイラーは、精神科医いうところの「プレコックス感」から脱した表情をうまく表現したつもりなのだろう。

「分裂病の病人がよくなってくると顔が美しく輝いてくる」(西丸四方)

だが、キャサリンはいわゆる病人ではなかった。手術を施した婦人にその可能性はなかったのか、いや病人だからといって、、、、という疑問だけが尾を引く。歪んだ母子関係などどうでもよい。

主要三人よりもホリー夫人役のマーセデス・マッケンブリッジがいい。マンキウィッツ先生は脇役の使い方がうまい。

詳細評価

物語
配役
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