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アイガー・サンクション (1975)

THE EIGER SANCTION/ASSASSINIO SULL'EIGER

監督
クリント・イーストウッド
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  • みたログ 573

3.11 / 評価:251件

敵/味方とまんが的想像力

  • 文字読み さん
  • 2007年6月24日 4時03分
  • 役立ち度 4
    • 総合評価
    • ★★★★★

イーストウッドの映像は美しい。空の色、木々の緑の色、砂漠の色、山の色。30年前の映画とは思えないクリアな映像。これだけでまずすばらしい。さらに、山登りの4人が赤、青、緑、黄色の原色を分けて使っていることに見られる色へのこだわり。妙なところに「リアリティ」を求めるヘボ監督にはできない芸当です。

元殺し屋の大学教授がもう一度任務につくハメになる話。敵/味方という視線を疑う彼が巻き込まれるのは、金のためでもあるし友情のためでもある。それにしても律儀に任務をこなす彼は、山登りでも献身的で、それが任務のためなのかチームのためなのかだんだんわからなくなっていく。チーム内にいる誰とは分からない標的を殺す任務と彼等全員を助ける山登りスピリットが、イーストウッドの渋面に混在する。複雑なものをすべて包んでしまうイーストウッドの顔。

そして、任務につく前に昔の相棒のところで修行したり、結局、その相棒が標的だったり、その相棒のいろんな事情が最後に判明したり、というまんがによくある展開がすばらしい。「荒野のストレンジャー」「アウトロー」のような、イーストウッドのまんが的想像力爆発!一見、長すぎる修行シーンの意味が最後に明らかになるところは感動的。

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