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アイガー・サンクション

アイガー・サンクション

THE EIGER SANCTION/ASSASSINIO SULL'EIGER

128

gam********

5.0

ほんとに岩山に登る、この役者魂。

標的が誰なのか不明のまま、登山中に始末しなければならない。 スパイ・サスペンス映画なのに硬漢イーストウッドが珍しく、4回も あっちこっちと色目を使うのは若さの証拠でしょうか。 国の工作員を引退して大学で教壇に立つヘムロック(イーストウッド) は、これまでの報酬でためた美術品のコレクションを 国税局にチクるぞと脅されて、しぶしぶ一人のスパイを始末します。 当局は非道なことに、彼に与えた報酬を掠め取り もう一人、始末しろと迫ります。 ヘムロックは、今度の標的は昔の仲間を殺した仇だ、と明かされると アイガー北壁に登るチームにいるらしいという情報をつかみ 自ら志願して登山チームにもぐり込みます。 チームは昔なじみの登山仲間のベン(ジョ-ジ・ケネディ)が基地担当で あとの3人が実際に登る初対面の外国人登山家たちです。 生意気なのもいれば、暗い印象の者もいる。 探り合いにも似たやり取りの中、事故か故意か判然としないままに一人 が死亡。 残る二人も無謀な行動から、滑落死してしまいます。 3人全員が死んだので、任務遂行には手段を選ばないたいしたやつだと 当局から評価されながら、ヘムロックの任務は終わります。 しかし真相は意外な告白により明らかになるのでした。 公開より3年遅れて、78年11月10日に観ています。 中盤、イーストウッドとジョージ・ケネディが 垂直の岩山を登るシーンがありますが、どうやら特撮ではないようで 役者も大変だなあ、と思ったものです。 登山シーンはスリル満点でした。 『ダーティハリー』以外では、結構好きな映画です。

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