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ギルバート・グレイプ (1993)

WHAT'S EATING GILBERT GRAPE

監督
ラッセ・ハルストレム
  • みたいムービー 1,044
  • みたログ 7,640

4.20 / 評価:2,175件

じわじわと沁みる良作

  • mis***** さん
  • 2018年11月11日 2時33分
  • 閲覧数 3287
  • 役立ち度 4
    • 総合評価
    • ★★★★★

20年くらいぶりに見ました。
当時は、そんなにいいと思わなかったけど、結構沁みました。
ジョニーデップ、こんなに抑えた演技していたんだ。
感情はあまり見せないけど、彼のとる行動、選択、表情、すべて理解できる気がします。
レオナルドディカプリオは、演じているとかでなく、すべての瞬間がアーニーそのものです。どんなに風呂に入っていなくて爪がまっくろでも、不明言動があっても、かわいくてさわやかで清潔感が感じられて好感がもてました。
アーニーは、人になにかしてもらったときには、いつもギルバートに「こういうときは何ていうんだ」と言われて「ありがとう、ありがとう!」と言っていました。だから、ギルバートがベッキーとお別れするときに、「何ていったらいいか・・・」と口ごもると、すかさず「ありがとうって言うんだよ」と教えてあげました。
アーニーのシンプルな世界が、ギルバートの複雑な世界と偶然ぴったりハマって、ベッキーとの関係をひとつ前に進めさせて、素敵におかしかったです。
ギルバートがベッキーと話していて、「あなた自身のやりたいことはないの?」と聞かれて「そういうの、苦手なんだ」と話している同じとき、アーニーはガスタンクの塔への登頂に成功し、長年の夢をかなえたんだなあと、背負うものが多すぎるギルバートと背負うものがなにもないアーニーの、皮肉なギャップを感じで不思議な気持ちになりました。
最後、ギルバートがママに褒められる、それもアーニーの世話役としてではなく、本人として、しかも最高の賛辞で称賛されるのを初めて聞いて、やっとギルバートは解放されたんじゃないかなと感じました。
ママと家という枷がなくなっただけでは、ギルバートの心は真に解放されなかったんじゃないかと思います。

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

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