ブクブク太る寄生生物
- lib***** さん
- 2020年6月5日 14時08分
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夫の死が原因(おそらく末っ子の存在も)らしいが、それを免罪符に怠惰な生活をし、子どもの世話を放棄した挙げ句身の回りのことや末っ子の面倒も全部丸投げ。
末っ子が補導された時だけ母親面し、その後の泣き落としはサイコパスの典型、都合良すぎな母親に終始イライラした。
結果的に周囲の視線を気にしていた子どもたちにも同じような屈辱感を味わわせ家ごと火葬されるのは、「これが母との別れと旅立ちや自立の儀式」として美しい演出にしたかったの?オシャレで中身がない映画がよくやる手法かと。
女の子とのロマンスも表面的で、最初は頑張れてもあんな母親の介護は現実的にストレスしかないことなど理解していないだろうし覚悟などない、母親の死によってしか成立しない関係だと思う。
それからこういう作品にありがちな障がい者は純真無垢、だから受け入れてあげてというステレオタイプも個人的には拒絶反応が出てしまう。
全体としては若者の葛藤をなんとなく雰囲気で描いて牧歌的な映像美をそれなりにまとめちゃったのね程度。
出演者二人が若かりし頃の大スターかつ高い演技力なのでブランド志向の方々は悪く言えない空気なんですか?
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