本編配信
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作品レビュー(5件)
- dre********
4.0点
キリストの生涯を描いた作品は数多いですが、個人的にはイチオシの映画です。まあ現代のCGやテンポの速いストーリー展開になれていると、退屈に感じるかもしれません。特撮などはほとんど使わずに、淡々と聖書のエピソードと絡めて、当時に社会状況なども反映させながら書いています。キリストって??という初心者にはいいかもです。映像とカメラワークがとにかくいいです。 監督さんとナレーター以外はあまり有名な俳優はいないので…ちょっと話題性に欠けたのかもしれませんが、一見の価値はあります
- kih********
3.0点
いわゆる「聖書物語」 ―― その映画化というのは至難のことだ、と思いながら見た。資料が少ない、あるいは偏っているからだ。加えて、その解釈が一様ではない。この場合の解釈というのはそのまま信仰であって、解釈の違いが信仰の違いであり、宗派の違いにまで発展する。だから、イエスの生涯といっても、その生涯を、時間軸上で正確に通史として描くのは、事実上不可能なことではなかろうか。 この映画は、敢えて物語風に通史的に作品化する挑戦であったのだろう。多くのクリスチャンは、あるいは納得し、あるいは呆気に取られただろう。 山上の垂訓の場面、スクリーンに映し出された「山上」(の風景)に納得した人も多かろう。私もそのひとり。「垂訓」については、教会では「聖句」といわれる大切な一言一句が、こうも矢継ぎ早に連発されると、どうもその軽々しい流れについていけない。 「人はパンだけで……」「ユリの花は宮殿の美より……」等など、ひとりひとりの生涯のテーマが、現代のスピードで通り過ぎていく。こういうのは通史的に描かれる必要はなかろう。 荒野での試練や孤独な祈りなどは、本当にそういう風景の中でのことであったのかもしれない。遠く離れた東洋の人間には初めて分かることだ。支配者・権力者の宮殿については、こういうのは確かな資料によって、かなり正確に再現されていることだろう。映画化されて初めて分かる。 最後の晩餐の場面、私たちはあの有名な絵画でその雰囲気をイメージしているが、この映画での場面の方がリアリティーがあっていい。そういう参考にはなる。 伝記風に、生身の“人間イエス”に接したい、描きたいという願いは多くの人々に共通しているだろうけど、それはそれは(映画で表すのは)、とんでもない難しいことだ、と思って見た3時間の大作だった。
- pur********
3.0点
当たり障りのないというか、これがキリストの物語ですという物語でした。 面白かったのは、ユダ、熱心党のバラバとの関係です。 バラバはイエスを利用して蜂起仕様としたけど失敗、イエスはそこでは奇跡を起こしてくれなかった。それならば、イエスを捕まえさせて目の前で奇跡を起こさせるしかないというユダの行動もわかりやすかったです。 イエスがバラバの変わりに磔にされることになって、ここに登場するバラバはそれを悔やんでるともとれるような複雑な描き方をしています。 あのあたりバラバの心境がもうちょっとわかりやすいとよかったかも。 パッションのバラバは本当にただのわけわからない殺人者でしたが。 長くて最後まで集中保てませんでした。
- dam********
5.0点
ネタバレ「イエスの生涯」
このレビューにはネタバレが含まれています。 - shi********
4.0点
まるで、聖書の絵物語のように、美しい映像(色彩と美術がステキです)と音楽で楽しませてくれます。後に作られたキリストの物語である「パッション」と比較すると、リアルさでは劣るかもしれません。とはいえ、かなり練りこまれた脚本で、聖書を読むだけでは分かりにくい人間関係、時代背景が、よくわかります。今見ても、十分見ごたえがあります。
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