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キング・オブ・コメディ (1983)

THE KING OF COMEDY

監督
マーティン・スコセッシ
  • みたいムービー 242
  • みたログ 1,023

3.93 / 評価:433件

裸の王様は王になれたのか。

  • hik***** さん
  • 2019年10月9日 10時55分
  • 役立ち度 1
    • 総合評価
    • ★★★★★

いやあ面白かった。実に不気味なコメディである。
現実と妄想が混同しながら展開するので、初見ではやや混乱するやもしれない。だが寧ろ、その混乱すらも楽しいとさえ思えてしまう。

主人公パプキンは、スターのコメディアンを目指し、日夜練習・研究を重ねている。しかしその様はもはや病的、狂的の域に達している。
そして他者に何と言われようが、絶対的な自負を持ち、野望の為なら何をしでかすか分からないという、ある意味では非常に危険な人物だ。これをデニーロが好演している。
ストーカー女を演じたサンドラ・バーンハードの怪演も実に強烈だった。

ストーリーは予想もつかない展開へと発展していき、これは一体どう言うラストになるのだろうと思っていたら、何とも皮肉な着地を見せてくれた。
これは狂った社会への皮肉なのか、はたまた。


冷静に見ると非常に怖ろしい話なのだが、これをブラックコメディに仕立て上げたスコセッシの手腕は流石の一言。
正直なところ、観ていて何度も失笑してしまった。
派手さは無いものの、芸能界への風刺も感じられ、ゾッとする恐怖と渇いた笑いが絶妙に絡み合った、なんとも不思議な一作だった。

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

イメージワード

  • 悲しい
  • 不気味
  • コミカル
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