1933年版キングコング
- al2***** さん
- 2018年2月17日 15時52分
- 閲覧数 546
- 役立ち度 2
- 総合評価
怪獣映画の元祖としてその名をとどろかせ何度かリメイクされたキングコングのオリジナル1933年版がこれ。
今見るとコングの特撮のすごさは当時の人にとってはまさに驚異的ですごいだろうが今見るとまあこんなもんだろう。
それより相対する人間たちの欲や傲慢さ、ただ叫ぶだけの主演女優(フェイレイ)、コングをただの野獣じゃなく愛情を持った愛しき野獣として描いてるとこがおもしろい。
当時の社会背景や世相を色濃く反映されてるといわれるがまさに不況や第二次大戦前の不穏な空気がストーリーとマッチして大ヒットしたんだろうと思う。
マックススタイナーによる音楽も不安をあおる。
特撮のすごさよりストーリーと人間たちの描かれかたが印象に残る傑作。
詳細評価
イメージワード
- 未登録
このレビューは役に立ちましたか?