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悪魔が最後にやって来る! (1977)

HOLOCAUST 2000/THE CHOSEN/RAIN OF FIRE

監督
アルベルト・デ・マルチーノ
  • みたいムービー 4
  • みたログ 10

3.40 / 評価:5件

原子力発電所の是非を問う映画かと思いきや

  • hoshi595 さん
  • 2018年11月20日 2時56分
  • 閲覧数 104
  • 役立ち度 2
    • 総合評価
    • ★★★★★

邦題は「悪魔が・・・」だが原題は「ホロコースト2000」で大虐殺を示唆している。どちらも映画の内容にかけた題名には違いないが当を得ていない。

物語は、原子力発電の推進派と反対派を描いた現代ドラマかのように始まるが、次第に何かが変と感じられるようになる。

主演は、大スターながら「炎の人ゴッホ」でゴールデングローブ賞主演男優賞受賞以外、賞に縁がないカーク・ダグラス。本作品のようなテーマでも体当たりの演技が光る。

共演は「戦争と冒険」のウィンストン・チャーチル役で注目され、「ズールー戦争」では、バート・ランカスターとピーター・オトゥールという二大スターと共演のサイモン・ウォード。そしてイタリアの女優アゴスティーナ・ベッリの登場で謎が深まることになる。

本作品は、ヒッチコック監督の作品に観られるように、”小道具”が有効に使われていて、サスペンス色が強まっている。更に”IESUS”というラテン語に秘められた意味など、知的な要素も加わり脳細胞が刺激される。

監督は、「レディ・イポリタの恋人/夢魔」のアルベルト・デ・マルチーノで、丁寧な作りは好感が持てる。そして、何と言っても映画音楽の巨匠エンニオ・モリコーネが音楽を担当しているので緊張感が持続する。

共演も、「ナヴァロンの要塞」のフランクリン少佐役や、「アラビアのロレンス」のブライトン大佐役でお馴染みのアンソニー・クエイル、「ワーテルロー」のヴァージニア・マッケンナ、「カニバル/世界最後の人食い族」のマッシモ・フォッシ、そして「007/サンダーボルト作戦」でボンドの敵役を好演のアドルフォ・チェリなど芸達者が揃っている。

今回は、待望のDVD化の恩恵にあずかり家で鑑賞出来たのだが、1979年日本公開版とは最後のシーンが異なるらしい。結末がスッキリした方が好みの方は、DVD版の微妙な余韻は不完全燃焼になるかもしれない。

それやこれやで、話題がつきないが、決して”題名”からくる”安っぽい印象”に惑わされないで観ていただきたい作品である。

詳細評価

物語
配役
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音楽

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