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駆逐艦ベッドフォード作戦 (1965)

THE BEDFORD INCIDENT

監督
ジェームズ・B・ハリス
  • みたいムービー 4
  • みたログ 22

3.50 / 評価:12件

リチャードウィドマーク・・・すげぇ~

  • ohtomobill さん
  • 2012年9月1日 0時09分
  • 閲覧数 486
  • 役立ち度 0
    • 総合評価
    • ★★★★★

リチャードウィドマーク。
この映画で彼の魔力に取り憑かれない者はいないだろう。
まさに、彼のために描かれた役柄である。その声も、語り口も、眼光のするどさも、唯一無比。
彼は、一つの、オンリーワンの個性をそこに作り上げた。
駆逐艦ベッドフォードの船橋(ブリッジ)に立つ一人の軍人に、その独自の個性を注ぎ込んだ。

他の登場人物も実に魅力的に描かれている。
それどころか、驚くべき名優たちがしのぎを削っていると言ってもいい。
ただ、リチャードウィドマークの輝きがずば抜けているのである。

未知への飛行や博士の異常な愛情の局所版ともいえるが、その焦点を一人の人物の心の動きにしぼったことによりとてつもなくリアルなものになっていて、その点に関しては前者二作品を凌駕さえしている。
しかも、一つひとつの出来事によって、それに左右させられる心の動きを実に細かく、念入りに、念入りに描き出している。

クリムゾンタイドのような全体に渡るスリルとアクションがない代わりに、じわじわと着実に結末の壊滅へとにじり寄るさまは、じらしながらも懐を掴んだまま離さない。(じらし過ぎの感もなくはないが・・・)

この映画の最大の見所は、あきらめの瞬間である。
あきらめと、後悔と、無念と、恐怖と、困惑と、無数の感情が一気に吹き出た最後の瞬間である。
凍てつく喪失感。
究極の後悔。
リチャードウィドマークの表情が、すべてを代表する。

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

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