作品レビュー(194件)
- yyb********
5.0点
マフィアの世界でのし上がろうと奮闘する男ヘンリーの姿を描くヒューマン映画。マフィア映画の傑作であり、マーティン・スコセッシ監督の傑作。
- hik********
3.0点
この映画、実に奇妙な映画です。 よくあるギャング映画とは明らかに違い、編集や音楽を効果的に用いた非常にノリノリの日常ムービーのような作風になっています。 モノローグが非常に多く、ストーリーを圧縮しているせいでテンポも早く、しかしバイオレンス描写は実にパワフルです。 ギャングに憧憬を抱く男の半生を、実にシニカルに描いていました。 ただこれを金字塔呼ばわりするのは、いささか疑問ではありますね。個人的にギャング映画があまり趣味でないこともありますが。 ジョー・ペシだけは文句のつけようが無かったと思います。 追悼 レイ・リオッタ
- ももんが
4.0点
ネタバレレイ・リオッタさん追悼
このレビューにはネタバレが含まれています。 - pou********
4.0点
ネタバレ2004年を待たずして
このレビューにはネタバレが含まれています。 - mpq********
2.0点
若者が裏世界に憧れて悪に染まる映画。 マフィアやヤクザの道に興味のない人は、どんな感情で観ればいいのか分からない。任侠や裏切りの繰り返しで、ゴッドファーザーと被る。反社や半グレの人にはお勧めかもしれません。役者の演技は素晴らしいが、内容は薄い。
- spo********
5.0点
ギャングスタに憧れ、極道入りした青年の物語。 スコセッシ監督の作風だが、 「神の視点」というか、 いわゆる「感動大作」のような味付けをしない。 (実話がもとになっているということもあるかもしれないが) なので、高校生の時にはこの淡々と手際よく進行していく物語に対し、 「確かに面白くはあるけど、この映画の存在意義はなんなんだろう」 とか思っていたが、 今見直してみると、この作品の良さがわかる。 分厚い小説のような物凄い情報量を 無駄な演出を排除して 乾いたユーモア感で描いている。 名前はいじっているが、 ニックネームはそのまんま実在した ギャングであり、 これは実話なのだ。 裏世界の栄華と虚栄を容赦無く表現している。 ノンフィクションものとしてこれ以上ない出来栄えだ。
- mat********
5.0点
午前十時の映画祭で鑑賞。公開時には観ていないので今回が初見。 いやあ、さすがスコセッシ。こういうの撮らせたらめちゃくちゃ上手い。 2時間半の長尺だけどまったく退屈しない。 とにかくテンポがバツグン。 ジョー・ペシのイカレっぷりがハンパなくて戦慄を覚えるほど。 レイ・リオッタ頑張ってるけどこれだけのメンツの中で主役なんて相当なプレッシャーだたろう。 音楽が秀逸。エンドロールでも流れたけど、クラプトンのおかげで日本でも有名になった「レイラ」が恐ろしく効果的。 この作品のただ一つの不満点は「短すぎる」こと。
- エル・オレンス
5.0点
ハリウッド界の名匠マーティン・スコセッシ監督作。1990年代の幕開けに相応しいギャング・サスペンス映画の傑作です。個人的に、彼の監督作には当たり外れがあるのですが、ひょっとすると本作がマイベストオブスコセッシの名を冠するかもしれません。 全体で2時間半ほどと尺長めですが、全くそんな事意識させられない程の華麗なるスピーディーかつ恐ろしい程のテンポの良さで、最後まで目を離すことなく楽しめます! ロバート・デ・ニーロは一体生涯で何度マフィアの兄貴を演じれば気が済むのか!?・・―だが、彼並みに”マフィア”という肩書が似合うのは、ベタですが、かのアル・パチーノくらいしか頭に浮かびませんね(笑) 彼を心から信頼する若き子分ヘンリーを演じたレイ・リオッタの輝くような眼の美しさは、この前年の出演作『フィールド・オブ・ドリームス』(1989)に続き健在でした。そして何と言っても、本作のベストアクトは、マジ狂い男トミーを熱演したジョー・ペシに他なりません!一度本作を鑑賞したら二度と忘れられなくなる、最早デ・ニーロをも食うあの存在感!助演男優賞を彼以外に一体誰が獲るんだと言いたくなる程の納得すべき受賞です。(デビュー作『レイジング・ブル』(1980)でも強烈でしたね) まあラストはちと尻すぼみ感が否めませんでしたが、時々見たくなる、『GF』シリーズとはまた違った楽しみ方を体感できる傑作には違いないです。この頃のアカデミー作品賞候補作は、どれも信頼できるクオリティばっかだった気がしますねえ。 ====================================== ★1990年ヴェネツィア国際映画祭 銀獅子賞受賞 ★1990年アカデミー賞 助演男優賞(ジョー・ペシ)受賞 (※作品賞ノミネート) ★1990年ゴールデングローブ賞【ドラマ】 作品賞ノミネート
- koh********
4.0点
『午前10時の映画祭』で鑑賞。 予備知識ナシで観てから、さっきWikipedia読んで知ったのだけれど、 実在した人物が元ネタの映画だったのか・・・。 登場人物が若い頃のシーンから徐々に現代のシーンに近づいて行くのだが、 役者が演じ分けてるのが見事。また、それぞれの時代の風景、小道具大道具の描写がこれまた見事。 2021/11/14 ユナイテッドシネマアシコタウン足利 で鑑賞。
- mik********
4.0点
少年のころからマフィアの世界に入り、イケメンの時代から円熟の時代まで、銃撃戦や殺し合いといった、よくあるマフィア映画の世界観と家族ドラマを使いわけつつも、マフィアの一生を作ったなあと考えましたね。
- hal********
3.0点
ゴッドファーザー然り日本の極道モノしかり、ヤクザ映画には一定のファンがいるけど この「他人が兄弟としてコミュニティを形成し、法の外で金と権力を得る」というのは男の憧れなんだろうか。 実話ベースということでマフィアの暮らしっぷりを知るにはとてもわかりやすいし 時間軸をずらしたり語り手を変えたり画面をストップしたりと、スタイリッシュで長尺を感じさせない演出ではあったけど、見終わってみて…「ふーん」って感じ。 何も得るものも感じるものもなかった。 憧れゼロの私には合わなかったのかな。
- show fujisaki
5.0点
映画の出来としては素晴らしいのですが、普段あまり映画を見ない人にはおすすめしづらい内容でした。良くも悪くも、ストーリーの流れを掴みにくい部分があると思います。そのためストーリーを期待して観ると、イマイチとなってしまう人もいる気がします。私はギャングの世界を見るだけでも楽しめたのですが、娯楽としての楽しさを求めている人には、おすすめ出来ません。なので映画好きを狙った作品なのかな、と思います。
- スーザン
3.0点
マーティン・スコセッシ監督の実話ベース作品。 マフィアに憧れ、実際チンピラになった少年の半生記。 以前に観た時、レイ・リオッタがバタバタしていた印象しかなかったのだが、ラストの方だけ覚えていたんだな。 マフィアという組織の中での3人の絆のようなものが描かれているのかと思いきや、そうでもなくそれぞれがやりたい放題。 特に友情もへったくれもないので、感情移入できる映画ではない。 再度観るとジョー・ペシの演技が迫力ある。 デ・ニーロをくってる。 あと印象的だったのはレイ・リオッタの嫁。(ロレイン・ブラッコが何かで助演女優賞もらってる) 裕福なユダヤ系の彼女は、最初仲間内の女房連中をバカにしていたのだが、年数が経つうちにすっかり極妻らしくなってしまう。
- ハリウッドテン
4.0点
落ちる感じ。やってる事はめちゃくちゃだけど実際のマフィアの話を基にするとこうなるのかな。上手く映画にしてる。2時間半飽きせないのは凄いね。
- say********
2.0点
瞬間湯沸器のように簡単にブチ切れて、仲良く肩を組みながら仲間を殺す。そんな仲間たちの機嫌を損ねないようにしながら生きていく人生。そこに、ある種の緊張感が続く。 犯罪計画も、仲間がバカばっかりだから、薄氷。ホラーサスペンス的な緊張感が好きなら、いい映画と言える。 好みとしては、二度見ようとは思わない。最後まで、クソ。
- Tu
4.0点
ゴッドファーザーより解りやすく、テンポもいいので、アメリカ的な良い映画でした。
- koko
4.0点
ネタバレクズの美学?
このレビューにはネタバレが含まれています。 - bow********
5.0点
あくまでも個人的な意見ですが、ギャング映画でナンバー1だと思います。退屈させないストーリー、演技力、音楽の素晴らしさ。実話だけに最後は少し残念な終わり方?ですが是非おすすめしたい作品だと思います。
- fun********
3.0点
ネタバレ思い出と違っていた笑
このレビューにはネタバレが含まれています。 - くま既知
5.0点
この作品は ビデオバブル時代にたまたま見つけて そして観たらびっくりした。 人物紹介の流麗なカメラワーク、既存曲しか使わない音楽、そして食事と暴力が同列で扱われている所! 物凄く衝撃を受けました。 そして初見から約30年経て レンタル落ちのブルーレイにて吹替を観たらまたまた衝撃を受けた。 野沢那智さん、安原義人さん、島本須美さんら実力派声優さんの見事な仕事っぷりで更に面白かった。 今まで字幕でしか観てなかったので情報量の補完が出来た。 大体ファーストシーンがどう繋がるかとか計算し尽くされてますもん。 今の私から言わせてもらうとグッドフェローズは吹替で見るべきです。 バイオレンスの強烈さには人によっては不快感しかないだろうけど マーティンスコセッシですから。 この映画、監督デビューしたばかりの北野監督は嫌いだと著作でありました。 団塊世代で邦画の任侠ものが好きだったら分かるような気もします。 でも私はこれでマフィア映画に目覚めました。その後ゴッドファーザーサーガを観たけど視点と世界観が違うだけでよりハマっていきました。 カジノ、フェイクとかも好きですね。