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グライド・イン・ブルー (1973)

ELECTRA GLIDE IN BLUE

監督
ジェームズ・ウィリアム・ガルシオ
  • みたいムービー 32
  • みたログ 42

4.20 / 評価:20件

完全なる善人も悪人もいないという大事な話

  • yam***** さん
  • 2018年1月26日 11時47分
  • 閲覧数 265
  • 役立ち度 0
    • 総合評価
    • ★★★★★

理想を持った愛すべき若者が現実とのギャップに気づき、成長を遂げたところで殺される話
警官とヒッピーの暴力を伴う対立が警官の側から、生々しく描かれる

主人公を演じた若きロバート・ブレイクがユニークなキャラクターを好演している
完全な善人も完全な悪人もいない、という当たり前だが大事なことを教えてくれる映画

本作が唯一の監督作であるガルシオさんは、長年人気バンド、シカゴのプロデューサーを務めた人物
音楽プロデューサーになぜこんな映画が撮れたのかナゾである
原作・脚本はロバート・ボリス
撮影監督 コンラッド・ホール:地表から見上げる視線や独特の室内映像、アリゾナの風景などは大変印象的
スタントマン:ハーレーの転倒シーンは迫力すごい。追われたライダーが転倒するシーン、頭から落ちていたが大丈夫だろうか
演出:警察署での射撃訓練のシーンで、標的がイージー・ライダーのポスターなのが笑える
警官はヒッピーを敵と認識していることが暗に示されている

ジョン:主人公の白バイ警官
チビだが性豪
童顔でかわいらしく、無邪気なところもある
現状に満足しておらず、殺人課刑事になることが夢
ハーヴに気に入られ、警官から刑事に
テンガロンハットにスーツを着用しミニハーヴにw
自分の彼女がハーブの元カノだったことが発覚し、再度白バイ警官に降格
「内なる声」に耳を傾け、フランク殺しの真犯人を突き止める
人は孤独が原因で人を殺すことがあることを知る
私服刑事がヒーローじゃないことに気づき、ハーヴに「あんたは最低だ」と言い放つ
見た目で人を悪人と決めつけることをやめ、寛容さを身につける
VWのワゴンに乗ったヒッピーの仲間に理由なく射殺される

ジッパー:同僚の白バイ警官
職務怠慢
ヒッピーに言いがかりをつけて逮捕
証拠品の現金を窃盗しバイクを買う
ジョンと撃ち合い死ぬ

ハーヴ:憧れの殺人課刑事
「夜の声を聞け」と偉そうに語る
勘が鋭く重要な証拠を発見
偏見と決めつけによる誤認逮捕
ヒッピー達への暴力
メンターを気取っていたが、ジョンに自分の女を寝取られてガチ切れ、仮面が剥がれる


この映画が作られて45年たった今も、アメリカでは市民が警官に殺される事件が続いているのを見ると、本質的には何も変わっていないのかも知れない。

詳細評価

物語
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