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グリース

グリース

GREASE

110

yuw********

4.0

なつかしい~

当時、映画館で観た。母に連れられて。 「あんたも年頃だから、そろそろこういう映画を見てもいいんじゃない?」なんてノリで。 毎年見ていた「東映まんが祭り」からの卒業の瞬間だった。 ・・・数年後に気づいたことだが、あれは、実は母がトラボルタを見たかったためと判明。私はダシだった。 「ほんとにあの人(トラボルタ)はいつも変な歩き方してるのよ~」と照れながら言う母を見て気づいた。言葉ではディスってても顔はうきうきだった。 映画はかっこよかった。当時の自分がちゃんと字幕を読んでたか怪しいが、ストーリーはちゃんと追えてた。 その後もラジオで「オリビア・ニュートンジョンが実はいい年なんだけど高校生の役をやった」などの情報を入手したりして、とにかく浸った。 こづかいを握りしめてレコードも買いに行った。 オープニングの曲が欲しかったんだけど、売り切れてた。(シングルレコード) 代わりに劇中歌を3枚も買ってしまった。 歌詞カード見ながら歌ったりして浸った。 時々、夜の街頭ラジオであのオープニングの曲が流れると、窓に顔をくっつけて聞き入った。 ********************************** 大人になってからも見てみた。 そしてレンタルCDで、サントラ全曲も入手! オープニングの曲を聞くとやっぱり心が震えた。 映画のほうもやっぱりいい。なんか親近感。 今どきの映画よりも、いろんな人が出てる。体型も顔も。歌重視のせいもあったのかもしれないけど。とにかくそれが浮いてなくて溶け込んでて、で、なんか勢いにつながってるような。 歌のシーンも勢いがあった。「きれい」「クール」よりも「勢い」とか「活気」を優先してるところが好き。 今ふと思い出して笑ってしまったシーンがある。 中盤以降かな。友達の妊娠が判明したシーン。 その人は「内緒よ」と言って一人の友達に打ち明けるんだけど、その人が歩いていく背後でどんどん伝言ゲーム。歩いた先にいた人に「妊娠したんだって?!」と言われて、はあ~~~っとため息をつくというシーン。「内緒話は内緒で済まない」を露骨に映像で表現してて、なんだか可笑しかった。 ************************************ 映画を見た当時、ちょっと入院したことがあったんだけど。 クラスのお見舞いの紙にこの「グリース」の絵を書いてた男子がいた。 車の周りに群がってイェーイってやってる人達の絵。顔はみんな丸。雑な絵だったけど勢いがあった。ちゃんと「GREASE」とタイトルも書いてた。 「そっか、やっぱりこの映画は人気があったんだな、レコード売り切れてたもんな」と実感した。

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