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グリーン・カード

グリーン・カード

GREEN CARD

107

おおぶね

5.0

ウィアー監督らしさ

 ある知人の男の戸籍というのを見たことがある。数十回結婚を繰り返していた。つまり、偽装結婚のために戸籍を売っていたのだ。売らざるを得ない事情を持っているというのがすごい。  ピーター・ウィアー監督らしさがいっぱいに出た作品。グリーン・カードというのは外国人永住権である。あるとないとでは偉い違いだ。  ドパルデューが出ていると、鼻のおかげで映画がよく見えなかったとかいう人がいるが、よく見えた。  先日、パキスタン人の日本でのコミュニケーション活動とかという、くだらない話を聞いてしまったのだが、その先生が「今、ウルドゥー語を学んでいます」って言ってしまったものだから、聴衆から「教えて」といわれて、実際にはほとんど出てこないので、参っていた。誰も知らないのだから、デタラメをいってごまかせばいいのにと思った。そしたら、10分ほどたって「先生、さっきのウルドゥー語、面白かったからもう一回聞かせて」と言ってあげれるのに。  今の話がどうつながるか、というのはネタばれになるので書かないが、このあたりがクライマックスだ。  アンディ・マクダウェルがとってもいい。ドパルデューに渡してなるものか、という気持ちになってくる。渡るかどうかもわからないけど。

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