ここから本文です

グレートハンティング/地上最後の残酷 (1975)

ULTIME GRIDA DALLA SAVANA/LA GRANDE CACCIA/LES DERNIERS CRIS DE LA SAVANE/SAVAGE MAN...SAVAGE BEAST

監督
アントニオ・クリマーティ
マリオ・モッラ
  • みたいムービー 8
  • みたログ 57

2.26 / 評価:19件

1976年度洋画興行収入第2位!

ちなみに1位は「ジョーズ」だ。おれは映画を観るときは、タイトルでキメる。
たとえば「若妻 恐怖の体験学習」だの「男は死んで血を流せ」だの扇情的で男の血が騒ぐタイトルならば、まちがいなくおれの「餌食」になる。

間違っても「早春」だの「おもいでの夏」だの「黒水仙」のようなタイトルは観ない

そして「グレート・ハンティング 地上最後の残酷」。
観たかったんだ。子供のときから。本作が劇場公開していたときは
おれは小学生。観たくとも観れない年齢でした。

通学路にこんなホラーな映画のポスターが電信柱にくくりつけられて、
小学生の好奇心が燃え上がりましたよ。

「え?人間がライオンに食われるの?」

「え?『悪魔の植物人間』って、どんなんよ?」

すばらしいよね。70年代。今では考えられない教育に悪い映画が量産されててさ、
それがばっかんばっかん大ヒットして、巷をにぎわせてたんだぜ!

そして時代は変わって2011年。「グレート・ハンティング 地上最後の残酷」。
タイトルからして、いかがわしいでしょ?この映画のDVDをついこないだ、
職場のある渋谷区の笹塚の駅前で690円で購入。

この映画も今はやりの?ネイチャー・ドキュメンタリーだぜ。一応元祖。
今興行収入のトップをひた走っている「ライフ いのちをつなぐ物語」も
この映画がなければ、作られなかったかもしれない・・かも?

「ライフ いのちをつなぐ物語」は子供に見せても安心設計な映画
であるのに対して、本作グレハンは、現在絶対テレビで放送できない
残酷映像がてんこ盛り。

人間がライオンに食われる。
人間が人食い腐乱死体で出てくる。
アフリカの原住民のちんぽが無修正でブラブラ風に揺られている。
死んだ羊の目をえぐりだすハゲタカの映像。
何者かに雇われた傭兵が原住民の若者のちんぽを切り取り、
それを口にくわえさせ、その上頭の皮を剥ぎ取ってさらに・・・

こうやって文章にすれば、なんてことないんですけど映像で観たら、体じゅうが凍りつくんですよ。この作品は、ヤラセがあるだのどうのこうの論議を呼んでいる作品です。そのヤラセ映像の人間がライオンに食われる場面。

あまりにもリアルで、ヤラセとか本物だとかどうでもよくなってくるんですよ。もしヤラセだったら、すごい撮影技術だよ。

映像そのものがインパクトがありすぎて、あまりにも激烈で、真偽なんてどうでもよくなってくるんですよ。

しかも人食い腐乱死体の出てくるタイミングが唐突で、
そこいらのホラー映画より怖いんです。ついさっきまで動物かなにかの映像だったのが、
いきなり褐色の原住民の食べられ死体ですよ。パッと。

こんなドキュメンタリーが1976年洋画興行収入第2位だなんて、信じられない。

この映画のもうひとつの特色はちんちんがたくさん出てくることなんです。
自然保護の集会に集まる若者たちのヌード映像は、ヘヤは写っているけど、ぼかしはあるんです。でも原住民のちんちんはぼかしなし。ちんちんちんちん。・・負けたよ。

この映画のテーマを云々するのは、いくらでもできそうだけど、
それはこの映画を観るあなたにゆだねます。本作は、あなたの映画体験を180度とまではいかないけど、45度くらいまでは、転換するパワーを持っている。

こころして、ご覧になってください。

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

イメージワード

  • 悲しい
  • 不気味
  • 恐怖
  • 絶望的
このレビューは役に立ちましたか?
利用規約に違反している投稿を見つけたら、次のボタンから報告できます。 違反報告
本文はここま>
でです このページの先頭へ