ギズモは、今見てもかわいい。
- kom***** さん
- 2017年6月7日 21時33分
- 閲覧数 2078
- 役立ち度 1
- 総合評価
昔、映画館で見た。
面白かったという記憶は残っていたが、ストーリーは忘れていた。
その当時に評価していれば、間違いなく★5つだったと思う。
30年ぶりにレンタルショップで借りて見た。
テーマ音楽が懐かしかった。
CG技術がなかった時代なので、映像について厳しい評価をするのは酷である。
ただ、考えてみるとこれはかなりヒドイ話だ。
主人公の青年はどう考えても取り柄がない。
にもかかわらず、なぜか魅力的なガールフレンドがいる。
まあ、それはいいとして、事件を起こしたのは、この青年の不注意ではないか!
いくらグレムリンを退治したとしても、自分の失敗を取り戻しただけだ。
いや、それも、最終的には自分で解決したわけではない。
犠牲者は出るし、映画館は破壊してしまうし、失敗を取り戻したとも言えない。
だいたい、青年の家族にしても、町の人々にしても、この映画にはまともな人間は1人も登場していない。
(その意味では、バック・トゥー・ザ・フューチャーと似ているかな?)
むしろこの映画の主役は、人間ではなくギズモですね。
それでも、面白いことは面白い。
これだけグロテスクな場面も多いし、本来はホラーであってしかるべき映画で、作り手は明らかに笑いをとろうとしている。
それが、この映画の魅力といえるのかもしれない。
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