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グレムリン2/新・種・誕・生

グレムリン2/新・種・誕・生

GREMLINS 2: THE NEW BATCH

108

一人旅

3.0

一番反省すべきはギズモ、お前だぞ!

ジョー・ダンテ監督作。 ニューヨークの超高層ビルで増殖したグレムリンが巻き起こす騒動を描いたファンタジーパニック。 1984年に製作された『グレムリン』の6年越しの続編。 監督は前作に引き続き 『ピラニア』 『エクスプロラーズ』 『インナースペース』 『メイフィールドの怪人たち』 『マチネー/土曜の午後はキッスで始まる』 『スモール・ソルジャーズ』 など80~90年代を中心に数々の名作を世に送り出したエンタメ大先生ことジョー・ダンテ。 製作総指揮にスティーヴン・スピルバーグ&フランク・マーシャルが名を連ね、音楽担当はあのジェリー・ゴールドスミス。 続編物にしては随分気合が入っています。 で、今回の舞台はニューヨーク。大富豪ダニエル・クランプが所有する超高層ハイテクビルを主な舞台にしたパニック映画です。そう、ダニエル・クランプは現アメリカ大統領ドナルド・トランプを露骨にモデルにしたキャラクター。舞台となるビルの名称もトランプ・タワーではなく“クランプ・センター”になっています。でも、クランプを演じた俳優さんはトランプ本人には全然似ていませんね…。 主人公は前作と同じ。6年分老けたビリーとケイト。二人は恋人関係で、故郷を離れて現在はニューヨークのクランプ・センターで働いています。で、チャイナタウンの骨董品屋に住んでいたモグワイのギズモ君ですが、土地の再開発計画によって行き場を失った上にクランプ・センターの遺伝子研究所に囚われてしまいます。そこでビリーはギズモを救い出し、デスクの引き出しに匿います。ところがビリーが目を離した隙にギズモが勝手に外に出てしまい、あろうことか水を被ってしまったことで次々にモグワイが増殖していく事態に発展。さらには遺伝子研究所の遺伝子サンプルを摂取したことで凶暴&醜悪な新種グレムリンが次々に誕生、人々を襲い始めて…というストーリー。 新種グレムリンによる暴れ放題やりたい放題が内容の90%以上を占めています。前作以上にパニック度が上がっていますね。流暢な英語を喋り倒す高IQグレムリン、羽で空を飛ぶコウモリ型グレムリン、巣を張って人間を捕獲する蜘蛛型グレムリン等々…遺伝子変異によってバラエティー豊かに進化を遂げた新種グレムリンの狂騒劇が延々繰り広げられる―やり過ぎなほど賑やかな作風に圧倒されてしまいますよ~。 蛇足1) ギズモだけは最後まで良い子ヅラしてるけど、全ての元凶はお前なんだぞ! 蛇足2) モグワイの増殖シーンがちょっと気持ち悪い…(集合体恐怖症)

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