黒いオルフェ

ORFEU NEGRO/BLACK ORPHEUS

107
黒いオルフェ
3.6

/ 62

21%
37%
27%
8%
6%
作品情報上映スケジュールレビュー

作品レビュー(32件)


  • myn********

    3.0

    ツルの恩返し

    有名な映画と有名な音楽で、とても期待したけど、映画はなんかよう分からなかった。 たぶん元となる神話の基礎知識がないとようわからん映画なんやと思う。 ブラジルの人にはこのベースがあるから自然に受け入れられると思うけど、日本人のぼくにはなんのこっちゃ分からないシーンの連続やった。 例えば、ツルの恩返し、は日本人なら大抵知ってる。 女の人が部屋に籠もって着物を織り始めて、突如鶴に変身したとする。 日本人なら「まあ、あのパロディか」と理解できる。 ところが、海外の人には、超シュールな映像やと勘違いするかもしれない。 こんな感じの映画やと思う。 あと、サンバのリズムは日本人には無理やなぁ、って実感した。 日本人はやっぱり4拍子のチャンチャンカチャンになってしまう。 ラストで、子供たちが「オルフェのサンバ」に乗せて朝日を浴びながら踊り狂うシーンが妙に美しい。 あの踊りを子供の頃からやっているから、サッカーでゴールした時の踊りは自然で、日本人のゴールシーンが少し気恥ずかしくなるのは、盆踊り民族にはあのノリは無理やからやろうなぁ。

  • oir********

    3.0

    ネタバレ本家オルフェオ悲劇を知っていても微妙かも

    このレビューにはネタバレが含まれています。
  • 柚子

    2.0

    サンバの悪夢

    ギリシャ神話とリオのカーニバルを融合させた、変わり種 終始サンバのリズムが、ジャガジャガ、ジャガジャガ やかましい うるさい 暑苦しい サンバサンバの中で、殺人が… 人が死んでも、陽はまたのぼり、サンバのリズムを刻み続ける…

  • arl********

    2.0

    おいおい

    確かにとってつけたようなオルフェウスとエウリュディケー(ギリシャ神話)みたいなところ(振り返ってはいけないというシーン)はあったけど、振り返らなきゃどうなんだよ笑 全体的に明るい能天気な話だとおもいきや変な話。 曲はいいねえ。

  • ega********

    4.0

    サンバの洗礼

    最初に観たのは中学生のときで、もちろんギリシャ神話の予備知識もなかったので不思議な映画でした。 その中でも興味を持っていたのはユリディスを追う死神役にダ・シルバ氏が出演していたということ。この映画の3年前に三段跳びでオリンピック2連覇したスポーツ界のヒーローでした。

  • kih********

    4.0

    ギリシャ神話から…? 借り物は最小限に。

     まあ最初から最後まで、強烈なサンバに圧されっ放し。映画が終ってもなお、体のどこかが16ビートに共振している。ひょっとしたら、今晩の夢にも……。  マルセル・カミュ監督のフランス・ブラジル・イタリア合作映画ということだが、こりゃあブラジル映画だろう。フランス語版とポルトガル語版があるそうだが、こりゃあ、ポルトガル語だろう。  ギリシャ神話『オルフェとユーリディス』の翻案?だそうだ。(慌ててネットで調べてみた。それで、“死神”や“振り返りアウト”が分かった。)ギリシャに題材を借りなくても、これはこれで、カーニバルのブラジルのオリジナルにすれば良かったろうに、と思う。  死神には白けてしまう。今風のストーカーか田舎のヤクザで間に合う。振り返りアウトについても、そんな罰でなくても、自分のギター(竪琴?)に自分が酔ってしまって……、で間に合う。『黒い』オルフェというのも宜しくない(本作の元作というのは『オルフェ』だそうだ)。『ブラジルの』オルフェというべし。  リオのカーニバルというのは実際にはこんな迫力だったか。サンバとはこんなにも陽気なものか。これはこれで、“黒い”も“死神”も関係ない。カーニバル気分を楽しませてもらおう。オルフェのギターも16ビートでやってくれ。

  • mch********

    4.0

    ブラジルがサッカー王国のわけ

    子供のころからあんなサンバのステップを踏み続けているんだもんね。 そりゃブラジルはサッカー王国なわけだ。納得。

  • Yahoo! JAPAN ID

    1.0

    ネタバレこれなんてエロゲー?

    このレビューにはネタバレが含まれています。
  • 一人旅

    3.0

    躍動の生

    第32回アカデミー賞外国語映画賞&第12回カンヌ国際映画祭パルムドール。 マルセル・カミュ監督作。 ギリシア神話のオルフェとユリディスの悲恋の物語を現代のブラジル、リオ・デ・ジャネイロに移して映像化した作品。 最も特徴的なのは、主要な登場人物全員が黒人あるいは混血であることだ。 神話のことは全く知らなかったが物語には問題なくついていけるので安心。 悲恋の物語とは対照的にサンバの躍動と底抜けの明るさが強烈で、スラムの貧困イメージとだいぶかけ離れている。お祭り騒ぎの喧騒の中で、死を象徴する死神の格好をした謎の男が執拗にユリディスの命を狙う。躍動する生と死が一つの画面に共存するように映し出され、生と死の不可分の関係性が浮き彫りになっている。 ブラジル音楽を代表するボサノヴァの軽いメロディも心地良く印象的だった。

  • die********

    3.0

    なぜユリディスは命をねらわれたのか?

    20ウン年前に外国で見ました。 全く予備知識なしでいきなり見に行って、しかも ポルトガル語(仏語?)版で、解説字幕なしだったので、 この時はさすがにほとんどスジが わかりませんでしたねw。 今回は衛星放送で鑑賞。 この映画はギリシャ神話を知っておかないと 面白さが半減です。 オルフェとユリディスの悲劇物語ですが、 後ろを振り返ってはいけない、とか・・・ 場面は1959年当時のリオ。 リオという都市では、富豪は平地に住み 貧民は山の上に住んでいます。 1959年当時の平均経済状況を考えると 電車の運転手が山の上のあばら家に 鶏やヤギなどと同居しているというのは 普通の中(のちょっと下か)所得者の 姿なんでしょうね。 あんなギターをわざわざ質屋に入れないと 生活できない、という生活レベルです。 きっとカーニバルが生きていくための 大きな目標というか支えなんでしょうね。 死神に襲われた時、オルフェはナイフをさっと 出して応戦していました。 連中は常にナイフを携帯しているってことですよね。 それが当たり前のことで、 日本じゃ考えられないですね。 でもなぜユリディスが死神に命をねらわれないと いけないのか、がわからずじまい。 私的には、それが大減点。 この物語は悲劇なので、本当なら悲しい 結末になるはずなのですが、 そこをうまく明るく終わらせています。 そのあたりの脚本はさすが。 音楽もさすがです。 名作だと思います。 PS. キャストは全員黒人ですが、 これって(逆の意味で)現在は許されるのかしら?

  • to0********

    5.0

    神話と化した神話の映画

    一年に一回は観たくなる映画。「黒いオルフェ」は間違いなくその一本。 他を探しても似た傑作など一本もない、唯一無二の傑作。つまり、神話と化した映画といっても良いのではないでしょうか。 ブラジルもサンバもボサノバも全く未知だった時代、国際的に名もなきフランス人監督が名もなき俳優を集め、その後世界的にブームとなるアントニオ・カルロス・ジョビンの音楽が世界に躍り出た、奇跡的な偶然が産んだ映画ともいえます。何度観てもその「未知の感動」に溢れているのは何故なのか、そんなミステリアスな魅力が50年近くたっても薄れないとは。恐れ入った傑作です。

  • スーザン

    3.0

    サンバに酔う。

    ギリシャ神話の“オルフェウスとエウリディケ”をモチーフに、ブラジルはリオの熱気を伝えた作品。 元ネタを知らなくても、当時のリオの生活臭が身近に感じられ、そのほとばしるような情熱も存分に体感できる。 そしてそこに生と死、闇と光という神話的で宗教的テーマ、サンバの情熱とボサノバの甘さもミックスされ、なんとも力強い生命力を感じる作品である。 とにかく出演者たちの弾けぶりに圧倒される。 当時のリオの貧しい生活やカーニバルの様子も興味深い。 観終わった後は熱に浮かされたようになる事必至。 いまだ語り継がれる映画であるのが納得である。

  • 5.0

    ネタバレ今年みた映画ベスト1&ベスト30

    このレビューにはネタバレが含まれています。
  • ts_********

    5.0

    ストーリーよりも音楽

    ボサノヴァ誕生の翌年の作品で、ブラジル音楽を世界に広めた作品と言ってもいいのでは。今でも歌い継がれている名曲が流れ、ストーリーとともに感動の映画です。 特に「フェリシダージ」が好きですね。

  • kak********

    4.0

    ギリシャ神話をオール黒人キャストで映画化

    有名なリオのカーニバルを舞台にギリシャ神話が蘇る! マルセル・カミュ監督の代表作である本作品は、映画らしくない 映画で、オール黒人キャストだけでなく、出演者のほとんどが 素人であるという異色作である。 何と言っても冒頭から強烈なサンバのリズム響き、その圧倒的な エネルギーに驚かされる。 貧しくとも、カーニバルの衣装代は省けない国民性に、人生の 楽しみ方を教わる思いがした。 物語は、ヴィニシウス・ヂ・モライスの戯曲『オルフェウ・ダ・ コンセイサゥン』を元に制作されている。ボサノヴァの生みの親 とも言うべき人物で、有名な”イパネマの娘”は彼の作詞である。 本作品の主題歌”オルフェの唄”はルイス・ボンファの曲で、 誰もが一度は聞いた事がある名曲だし、”イパネマの娘”の作曲は アントニオ・カルロス・ジョビンで、この二人が本作品の音楽担当 という豪華さだ。 しかし、ドラマは陽気な中に”邪悪な香り”が漂い、何やら無事には 終わらない気配を感じさせる。 それもその筈、物語の元は”ギリシャ神話”であり、本作品の主役 オルフェとユリディスの愛の物語だからだ。 オルフェに扮するのは、サッカー選手のブレノ・メロ。そして 髑髏の装束で現れる不気味な男役は、三段跳びの選手と素人を起用。 わずかにユリディス役のマルペッサ・ドーンが演技の勉強でパリに 来ていて、最も役者に近いという有様。 だから、前半はリオのカーニバル前夜の様子が生々しく、 ドキュメンタリーを見ているようであり、後半は不気味な様相が鮮明 になり、ギリシャ神話の色が濃くなってくる。 その結果は、アカデミー賞とゴールデン・グローブの外国語映画賞を W受賞し、カンヌ国際映画祭のパルム・ドール(グランプリ)まで 獲得してしまったのだが、観終わった後に”映画”は芸術と同じで 決まった形はない事を改めて認識させられる。 最後に子供たちがギターと踊りに興じるシーンは、どのような悲恋が あっても人間の営みは止まる事がない点を象徴していて感慨深かった。

  • mil********

    4.0

    ネタバレ生の光、生の影

    このレビューにはネタバレが含まれています。
  • bakeneko

    5.0

    永遠に心に残る歌

    お勧めは1959年(マルセル・カミュ)版です(お間違えの無いように)。 とにかく圧倒的な作品です。 音楽のリズムに浸りきって楽しむ快感を純粋に追求して、観る者をその熱狂の渦に取込んでいきます。サンバのリズムと見事なカメラワーク(特に薄暮時の逆光の捉えた絵の美しさ)に酔わされる映画で、ラテン音楽映画の元祖とも言えますが、これを凌駕する作品はまだ無いと思います。 頭よりも全身で感じる映画ですが、知的遊戯的側面もあります。 ギリシャ神話の“オルフェウスの物語”をベースにして、様々な事象を現実的に置き換えて話が展開するので、“そうか、○○はこう表わされるのか”といった楽しみがあるわけです。 そして、言うまでもなく“あの歌”の場面は、永遠の名シーンであり、一度聴いたら忘れないメロディです。

  • hzn********

    4.0

    高校の国語の先生が推薦していた

    高校の時の担任の国語の先生がこの映画をすごく推薦していました。で、レンタルで見たんですが、とにかく全編にわたるサンバの踊りに圧倒されました。ブラジルのリオのカーニバルの狂騒というのは、話には聞きますがすごいです。衣装も独特ですね。それを見ているだけでも、異文化を感じて面白かったです。出てくる主役二人の役者さんも初々しい感じの演技で、非常に好感が持てました。古い作品なんですが、あまり古さを感じさせないのもいいと思いました。

  • nnd********

    4.0

    ギリシア神話が現代のリオに熱く蘇える!

    ギリシア神話「オルフェとユリーデイス」を、詩人のジャン・コクトーは、パリを舞台にジャン・マレーとマリア・カザレスの主演でアヴェン・ギャルド的な映画「オルフェ」(1950年)で表現したが、「黒いオルフェ」はその再映画化であり、フランスの異才マルセル・カミュが熱狂的なカーニバルで世界的に有名なリオ・デ・ジャネイロの現代を舞台に置き変えた作品で、1959年の第32回アカデミー賞外国語映画賞、カンヌ映画祭パルムドールを受賞した。 リオのカーニバルの前日、田舎から従妹を訪ねて来たユーリデイス(マルペッサ・ドーン)は、従妹の隣に住む市電の運転手でギターかなで甘い歌声の持ち主オルフェ(ブレノ・メロ)と知り合う。ユーリデイスは、骸骨の仮面を着けた謎の男に追われ従妹の元へと逃げてきたのであった。オルフェには、嫉妬深いミラという婚約者がいたが、リオのカーニバルの熱狂的な興奮と喧騒の中、ふたりは自然と恋に落ちていき、燃え上がるように深く愛し合っていく。その手を重ねあうふたりの姿を、沈んでいく太陽がくっきりと浮き彫りに照らし出すように映すジャン・ブールゴアンの映像美は卓越して素晴らしく必見の価値がある。 登場人物は素人の黒人のブラジル人であり、リオのごった返す人通り、生命力溢れるカーニバルの熱気、激しい熱いサンバのリズム、思い思いの美しい目を見張る鮮烈な原色の仮装の衣装に躍動感あふれるエネルギッシュな浮かび上がる黒い肌の色彩のコントラストがこの映画の見所である。 また、ルイス・ボンファの「オルフェの歌」、アントニオ・カルロス・ジョビンの「悲しみよ、さようなら」は、ボサノヴァを世界に知らしめ、いつ聴いても素晴らしく、この映画を盛りたてる。ジョビンの1967年の「イパネマの娘」も鑑賞後に聴いて新たな感動に浸ってしまった。 カーニバルが最高潮に達した時に、ユーリデイスは、骸骨の謎の仮面の男に執拗に追われて事故死をしてしまい、オルフェも彼女の後を追うように、嫉妬と殺意に満ちたミラによって誤って殺されてしまう。 マルセル・カミュ監督は、リオ・デ・ジャネイロのカーニバルを舞台に、強烈な熱いサンバのリズム、甘いボサノヴァの調べ、鮮烈な原色の色彩を、ギリシア神話の中に、現代の新しい命を吹き込み、ひとつの恋と死の悲劇を巧妙に浮き彫りにし、リオのカーニバルの夜に太陽が沈み、そしてふたりが死んでも、死を卓越した愛が永遠に続くが如く、朝に太陽が昇る様子を映像で表現したと思う。 また、おびただしい書類がまるで役に立たないように風に吹かれて舞っていている政府関係の建物の中をひとりの夜景が箒を持ってたっているのは、死んだユリデイスを追って、オルフェが建物の中に入っていく様子は、三途の川スチュクスと渡し守カノンを表現していいるとのことで、鑑賞後に知り、なるほどと思い、何回もその場面を観てしまった。 ブラジル本国では、夜通し踊り狂う様子や熱いラテンの戯画ということで長年にわたり批判されてきたとのことだが、政治的な問題はともかく、映像、音楽、演技とどれをとってもすばらしい作品である。 数年前に、リオ・デ・ジャネイロを含めブラジルと南米各国を訪れたことがあり、サンパウロの喧騒、リオの熱気、アマゾンの大自然など南米の素晴らしさをまた本作品は思い出させてくれた。 監督の出身地のフランス語より、激しい熱気が伝わる言語のポルトガル語での鑑賞こそが個人的には好きであるし、お勧めである。

  • koc********

    4.0

    ネタバレ熱いリズム、甘いメロディに身をまかせよう

    このレビューにはネタバレが含まれています。
1 ページ/2 ページ中