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軍法会議 (1955)

THE COURT-MARTIAL OF BILLY MITCHELL

監督
オットー・プレミンジャー
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3.60 / 評価:5件

発掘良品を観る #511

  • 一人旅 さん
  • 2019年5月8日 22時25分
  • 閲覧数 311
  • 役立ち度 5
    • 総合評価
    • ★★★★★

TSUTAYA発掘良品よりレンタル。
オットー・プレミンジャー監督作。

アメリカ空軍の父、ウィリアム・ミッチェルの半生を描いた伝記ドラマ。

空軍が創設されていなかった時代にその必要性を強く訴え、“アメリカ空軍の父”とも呼ばれる実在の軍人:ウィリアム・ミッチェル(1879-1936)の半生をオットー・プレミンジャー監督が映画化した“伝記+法廷劇”の隠れた傑作。

陸軍・海軍は単独で存在していても、空軍は陸軍“航空部”という陸軍の中の一部門に過ぎなかった1920年代半ばのアメリカで、脆弱な空軍力に何の対策も施さない軍上層部を公に非難した罪で軍法会議にかけられた主人公の裁判の顛末を描いています。

空軍の独立とパイロットの安全確保の必要性を強く主張する主人公ら被告側と、最初から被告の有罪を決めつけた態度で裁判に臨む裁判官&原告側の舌戦が真っ向から繰り広げられる法廷劇で、アメリカ空軍の未来の為に自らの地位と名誉を犠牲にしてでも法廷に立ち続ける主人公の勇姿&正当性と、保守的&思考停止した裁判官&原告側の大いなる過ちを対照的に映し出していきながら、二転三転する裁判の行方を固唾を呑んで見守る作品となっています。

のちの二次大戦で戦闘機が軍事戦略の重要な役目を果たしていった事実や、“日本軍のハワイ攻撃”を1920年代で既に予言していたウィリアム・ミッチェルの類い稀な先見の明に驚かされます。現代のアメリカ空軍の礎を築いたのがウィリアム・ミッチェルであり、ラストカットにおける最新鋭戦闘機の隊列飛行がその事実を雄弁に物語っています。

主演はゲイリー・クーパー。裁判では隣に座った弁護人が主に発言しますが、クーパー演じる主人公自らが持論を展開するクライマックスの熱量は圧巻であります。

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

イメージワード

  • 勇敢
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