刑事コロンボ/策謀の結末

COLUMBO: THE CONSPIRATORS

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刑事コロンボ/策謀の結末
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作品情報上映スケジュールレビュー

あらすじ・解説

解説:allcinema(外部リンク)

作品レビュー(8件)

知的33.3%かっこいい16.7%ゴージャス16.7%楽しい16.7%スペクタクル16.7%

  • mis********

    5.0

    ネタバレ警部の力をみせつけた最終回

    このレビューにはネタバレが含まれています。
  • tat********

    3.0

    いつもに比べるとちょいと雑か

    革命運動を扇動する作家が主人公。 なぜ作家に目をつけたかが今一つはっきりしない。ラストも半分賭けのような証拠取得。 いつもに比べて、雑な印象。 いつに増して車がベコベコ。今回パンクも! ーー 2021/02/12 6

  • sss

    2.0

    コロンボらしくない

    コロンボでなくてもよいような話。/2.5(201812)

  • npp********

    4.0

    ネタバレ大がかりな事件

    このレビューにはネタバレが含まれています。
  • 真木森

    5.0

    「ここまで、ここを過ぎず」粋にシリーズ終

    言わずと知れた「刑事コロンボ」シリーズの最終作です。私も初めて見た『秒読みの殺人』で夢中になり、そして2作目として地上波NHKで見たのが本作。あの初視聴の日以来幾度と無く見返して、おそらく「刑事コロンボ」シリーズの中で最も見た回数が多いのは本作だろうと思います。  なぜそんなに見返したかというと、第一に作中のコロンボとデブリンの詩のやり取りに「これは翻訳だから本来はもっとウィットに富んだ会話のはずだ」と直感し、DVDが発売されてから日本語・英語版と字幕日本語・英語を織り交ぜて何度か視聴したこと。第二に曰くの「失われた小池朝雄版」が数年前に復刻し、それと対照させて視聴したこと。そして何よりも本作が名作で、北アイルランド闘争の事が気になったときに思い出して視聴したことによります。詩の翻訳の件は後半に回すことにして、小池版と石田版ではそれほど違いがある訳ではありません(コロンボが書店で「エロティック・アート」の本を立ち読みする件は本放送では丸々カットされていますが)。でもやっぱり小池朝雄の声の方がよいですし、何と言っても武器商人ジェンセン=L.Q.ジョーンズ(!)の声を大泉滉さん(!!)が当てていてこれが絶妙に良いんですね。「サンダーバード」のブレインズ博士を思い出しますよ。再放映の時の録画を持っていたら是非聞き比べてみてください。  そして当時まだ小学6年生だった私ですが、アイルランドとイギリスが独立を巡って歴史的に抗争していて、今もテロ事件が頻発しているという国際問題をこの作品で知ったものです。時は巡って高校時代に日テレ版で再会した時に「何!シンフェイン!」当時世界史を猛然と勉強していた私はアイルランド独立に関わる「シン・フェイン党」は必須事項。そしてその頃には北アイルランドを巡るIRAの活動を知っていたし、何よりアイリッシュは酒と詩と歌を愛し、実利よりも信義を何よりも大事にするという気質であることを本作から受け取ったのです。「不名誉よりも死を」ですね。今回コロンボは殺人事件どころか北アイルランド闘争における武器密輸組織まで攻略してしまうのです。これだけの大規模な功績を立てたのは他には『ハッサン・サラーの反逆』位じゃないでしょうか。最終回に来てコロンボはもはや凄腕の智者「王か詩人か」という段階に達しており、気合いを入れたダーツはど真ん中命中、戯れ歌の掛け合いでは本職デブリンに拮抗する。そして当のデブリンはこのコロンボにきりきり舞いさせられながらも心が通じている。酒が過ぎ、言葉が過ぎて次々とコロンボに捜査の手がかりを与えてしまう。ほとんど『別れのワイン』のワインを「アイリッシュデュー」に替えただけのような魅惑の展開。いみじくも両作の監督はレオ・ペン(ショーン・ペンの父)で、空撮まで取り入れた躍動感あふれる画面構成は監督の手練れに負う所大だと思われますし、アイルランド人気質を活写するには出自からも「我が意を得たり」だったのでは。  等々、語り尽くせぬ魅力にあふれているのが本作です。それでは最後に、吹き替え版では今一歩伝わりにくい詩の応酬について幾つか事例検討してみます。 ++++++++++++++++++++  まずコロンボの「ある時一人の爺様が…」の詩ですが、私も最初「そんなにみんなが爆笑するほどの出来映えだろうか」と疑問だったのですが、用は韻を踏んでいるというのがミソなんですね。There once was an old man from Lyme,の最後がwho married three wives at a time.と呼応し、オチの…,is a crime と見事に押韻しているのです。このオチは日本語字幕版の「一人じゃもの足りん、二人じゃ法に反する」が本来の意味です。「寂しい鳥はペリカン…」は「カン」の押韻を復元していて吹き替え版も日本語字幕版もそれぞれに味がありますね。逆にプラトンとアリストテレスの詩については両方とも上手く行っていません。元々はPlatoとPotato、AristotleとBottleのダジャレです。日本語訳版なんか「プラトンどこ行くの」「プラッとそこまで」ですからね。でもやっぱり一番上手くいっている翻訳は「人には相応しき贈り物」です。本作のプロットの要ですがこれが名訳。元は“Let each man be paid in full.”ですが日本語字幕版では「万人が報われんことを」で、しかし皮肉を込めた諧謔でボトルラベルを使うのには吹き替え版は見事ですね。もう一つ、「ここまで、ここを過ぎず」“This far,and no father.”もラストでは「ここまで来たんですからね」“Now that we`ve come this far.”から続いていて、コロンボとデブリンの関係性と、シリーズ最終回だという件とも意味合いを重複させてまさに粋。こんな重層的な魅力のあるTVシリーズがかつては作られていたことが素晴らしい事です。

スタッフ・キャスト

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基本情報


タイトル
刑事コロンボ/策謀の結末

原題
COLUMBO: THE CONSPIRATORS

上映時間

製作国
アメリカ

製作年度

公開日
-

ジャンル