あらすじ・解説
解説:allcinema(外部リンク)
作品レビュー(9件)
- pip********
4.0点
BSであらためて観て、今作は犯人アビゲイル・ミッチェル=ルース・ゴードン、当時80歳の一人舞台だった。人気作家らしく豪奢な服装で、表情豊かに動き回る。コロンボは完全に引き立て役。あらためて、コロンボシリーズは犯人が魅力的だと思った。最後の言葉通り、姪御さんの事故をコロンボが担当していれば、と観ている方もせつなくなる。 さらに、これだけ書いてもネタバレではないオチ。被害者は賢かったんですね。音楽も非常に良いので、今でも古さを感じない。
- ハンケチ王子
4.0点
コロンボの犯人の中では、動機に同情の余地のある方。ある意味 いい人。だから、コロンボとの対決色が若干薄目か? 犯人の女流ミステリ作家のモデルは、アガサ・クリスティと言う説が有る。確かに、そうした面も有るだろうが・・・。 ただ、姪の殺され方(←これに対する復讐が今回の動機)が『太陽がいっぱい』と同じ状況なので、同作の原作者 パトリシア・ハイスミスも入ってると思う。
- sss
4.0点
2回目観たが一か所くらいしか覚えていなかった。コロンボの中では良い方。コロンボベストテンに入りそう。/5.5(201812)
- npp********
4.0点
アビゲイルは姪をヨットの事故で亡くしている。 だが、それは事故ではなく姪の婚約者に殺されたことを知ったアビゲイルは自分の部屋の金庫に閉じ込めて復讐するのだった・・・ 今回の犯人アビゲイルは小説家である。 彼女の講演会にもズケズケとやってきたコロンボは壇上に上がってスピーチをする。 これまで関わってきた犯人についてコロンボが語るのは貴重かもしれない。 穏やかな海や悲しげな音楽が印象に残る。
- oce********
4.0点
ミステリ作家の女王アビゲールは姪を殺した婚約者に復讐しようと、自身が所有する金庫の中に閉じ込めて殺す。 アリバイもあるが死者の鍵が手掛かりとなることをコロンボは突き止める。 犯人のイメージは間違いなくアガサ・クリスティのそれ。 女流作家のトリックは証拠が不可避だが、死者が残すダイイングメッセージは果たしてどのようなものか。 シリーズ最高齢の80を超えるルース・ゴードンの憎めない理由が犯人としての同情を禁じ得ない。 古畑と全く同じトリックがあるので、それを知らない方が素直に関心できたと思うので残念。
スタッフ・キャスト
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