スタさんハッチさん珍道中
- sas***** さん
- 2007年9月12日 21時52分
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おっとっと、なぜか、スタスキー&ハッチ、通称スタハチのテレビスペシャルが、こんなところにあった。新作の映画版のスタハチの旧作のことを書くのもなんだし、かと言って新作のスタハチになにも言うことはなかったので、これは結構素敵なプレゼントだな。ま、うれしがっているのは俺だけだろうけど、書いちゃうぞ。
とにかくこのシリーズ30年前に、大ヒット、アメリカだけじゃなくて、日本でもヒットした。その当時の日本の人気というのが、ちょっと変わってて、スタハチのふたりを演じた声優たち、高岡健二と下条アトムの人気が凄くて、ファンクラブまで出来たほどでした。
それもそのはず、このふたりの掛け合いが、楽しくて楽しくて、これに情報屋のファギーの声をやった富山敬(ああ・・なんで亡くなったんだよ・・大好きでした)が絡むとこれがまた、ほとんどコントでした。
「おい、スタさんよ」
「なんだい、ハッチさん」
「どうやら、この事件、裏がありそうだせ」
「裏? どんな?」
「わかんね」
終始こんな感じで、ふたりの若い刑事が、全編走り回る。時代は、ニューシネマの時代で、物語も、事件が解決、はい、終りというものではなく、本当の悪が裁かれず、すっきりしないような物語も多かったです。
だからこそ、このふたりが、暴れまわり、怒り狂うのに共感できるわけです。この物語が、異色だったのは、まだあり、普通、バディムービーだとひとりが冷静で、一人が暴れん坊・・というパターンが常だけど、これはふたりとも暴れん坊。一見、ハッチが冷静っぽいが、彼もよく怒って暴走する。
「どうにもすっきりしねえんだよな」
「俺もだ」
「いっちょ、派手にやりますか?」
「おうよ」
このシリーズを全部見れば、バディムービーのパターンがすべて網羅されていて、その後の刑事ドラマがすべて、ぱくりだ゜とわかります。大きな声では言えませんが、某あぶデカは、ほとんど、ここからのぱくりです。
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