5.0点
お早う御座います。 昨日は、久しぶりにコスプレ・カラオケに行ってしまい、 43歳のババアメイドが、熱唱する「神様のパズル」に、逆流性食道炎が再発しました。 お局様たちのミニスカ姿は、セルライトの見本市みたいで、 おかげで、朝から全く食欲が湧きません。 さて、そんな「地獄の朝」に観た一本。「刑事ニコ・法の死角」1988年度作品。 コレ、なぜか、ブルーレイ出てるんだよね。 セガールのデビュー作ですが、個人的には、あの「ミスター・悪役」、 ヘンリー・シルバ大先生の、「顔面力」を感じたくて、観てしまいました。 考えてみると、セガール映画の悪役チョイスレベルって、すごい高いんだよね。 ヘンリー・シルバから始まって、ゲーリー・ビジー、トミー・リー・ジョーンズ、 ビル・サドラー、デニス・ホッパー、マイケル・ケイン、リー・アーメイ、 スティーブン・ラング、クリス・クリストファーソン、トム・サイズモアと・・・ 草々たる顔ぶれを揃えてるあたりは、確実に「こだわり」を感じる。 あと、女優の「青田刈り」能力も、セガールは、素晴らしく良い! このデビュー作では、ブレイク前のシャロン・ストーン、パム・グリアを使ってるし、 他にもジーナ・ガーション、エヴァ・メンデス、カミーラ・ベル、そして、 「暴走特急」では、あのキャサリン・ハイグルを姪っ子役で使っている。 いづれも、ブレイク前だ! なおかつ、映画「死の標的」に出てきていたダニー・トレホが、約20年後に撮った 主演作「マチェーテ」では、嬉々として麻薬王を演じているセガール。 実は、「いい人」なのではないだろうか?・・・・そんな気がする。 さて、映画の方だが、流石、アンドリュー・デイヴィス監督。 久し振りに観たが、実に面白かった。 「シャーキーズ・マシーン」の殺し屋を思わせるシルバ先生の「イッチャッテル」ぶり、 最高でした・・・セガールに向かって「小僧」呼ばわりできるのは、この人だけ・・・ ラストの駐車場での銃撃戦も、すさまじい「殺し合い」だが、 やはり、ヤクを打たれ、ヘロヘロになりながらも、徳俵の上で踏ん張って、 ヘンリー・シルバ先生の首の骨をへし折る最後の爽快感!!これが映画デス!