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ケンタッキー・フライド・ムービー (1977)

THE KENTUCKY FRIED MOVIE

監督
ジョン・ランディス
  • みたいムービー 17
  • みたログ 159

3.21 / 評価:28件

青春を彩った“くだらない映画”

  • alan smithee さん
  • 2007年3月30日 21時56分
  • 閲覧数 335
  • 役立ち度 11
    • 総合評価
    • ★★★★★

 高校3年の秋。
 間近に迫った学園祭の出し物がなかなか決まらず、クラスに漂うヤな空気。
 “模擬店でいいんじゃないの”と、妥協案も決まりかけていたとき、
何を思ったか、「映画作って上映します」とオレ。

 それからが地獄だった。

 簡単に言ったはいいが、映画なんて作ったことないんだから!

 オヤジのアンティークな8mmカメラを拝借し、仲の良いクラスメートにスタッフや出演を依頼したはいいけれど、さて、一体どんな映画を作ればいいんだ?
 時間だけが無情に過ぎていく・・・

 そんなとき観た「ケンタッキーフライドムービー」。
 「何だ。これでいいんじゃん」目からウロコが落ちた。
 
 結局、大好きな映画を幾つもブチ込んだパロディ映画を作ることにした。
 ブルース・リーの名作「燃えよドラゴン」をベースにしたのは「ケンタッキーフライドムービー」のパロディだ・・・ってパロディ映画のパロディをやってどうする?
 他にも「ディア・ハンター」、「ロッキー」、「フランケンシュタイン」なんかの、オマージュといえば聞こえはいいが、単なるパクリだらけのトンデモ映画が完成した。

 この珍作、意外にもウケは良く、学園祭の期間中、ウチのクラスには笑いが絶えなかった。
 生徒会が選ぶ「ベスト企画賞」にも選ばれ、小さな新聞社のとんでもなくローカルな新聞の片隅に、“高校生が製作したとてもヘンな映画”というベタ記事も載った。
 憮然とした表情でその記事を眺め、「くだらない映画なんて作ってる暇があったら・・・」と親の常套句をボヤくオヤジだったが、オレは何だかとても満ち足りた気持ちだった。

 “くだらない映画”。オヤジのその言葉が最高の賛辞にさえ思えた。
 本当に“くだらない映画”「ケンタッキーフライドムービー」には、そんな思い出があったりします。

 
 

 
 
 
 
 

 

 

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