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原爆下のアメリカ (1952)

INVASION U.S.A.

監督
アルフレッド・E・グリーン
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2.67 / 評価:6件

反核ではなく反共

  • カーティス さん
  • 2018年3月13日 21時47分
  • 閲覧数 224
  • 役立ち度 1
    • 総合評価
    • ★★★★★

反核映画なのかと思ってしまいそうなタイトルですが、中身は反核ではなく反共映画。共産主義勢力のアメリカへの侵攻によって開戦した架空の戦争を描いています。
共産主義者の恐ろしさと、いつ攻撃されてもいいように日頃から備えることの大切さを唱えた作品なのですが、極論とおおげさな描写が多いので今見るとかなり陳腐に見えます。

この映画が作られたのがちょうど赤狩りの時期なので、当時の世相を考えながら見るとけっこう楽しめはしますが、一本の映画としてはかなりイマイチな出来。説教臭さが鼻につきますし、登場人物が多くて視点がコロコロ変わるのでとっちらかった印象を受けます。あとトホホなオチがかなりひどいです。
なによりも感じたのは、架空の戦争に説得力がないこと。アメリカ国内に原爆が大量に落とされ、アメリカも報復として敵国に原爆を3倍返しにするという地獄絵図のような戦況なのですが、悲壮感が微塵もないのです。原爆は「すごい威力の爆弾」という程度にしか描かれていませんし、敵兵の描写が少ないのでなんだかゲームみたいです。

逆にいいなと思ったのは、実際の戦闘を映したフィルムを流用した戦闘シーン。やっぱり本物の戦闘は迫力があります。そのせいで本編の杜撰さが際立ってしまった感じは否めませんが…。
あとは謎の男を演じたダン・オハーリヒー(のちの『ロボコップ』の会長役!)も、ミステリアスな雰囲気を醸し出していて良かったです。

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

イメージワード

  • パニック
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